職員の声

事 務財務部財務課主計第一係
齋藤 俊之
(2014年4月採用)

現在、担当している仕事について教えてください。

 私は現在財務部財務課主計第一係に所属しており、大学全体の予算に関する業務を担当しております。
 業務内容を大きく二つに分けると、文部科学省へ予算要求を行う概算要求という業務と、大学全体の予算編成をする業務があります。
 予算とは単年度の収支計画ですが、実は大学としての今後の方向性を示す重要なものです。本学のビジョン(東北大学ビジョン2030)を実現するための財政的な裏付けであり、予算編成作業を通じて、大学の将来設計へと参画できる仕事をしています。

本学職員を志望した決め手は何でしたか?

 私は、大学時代に東日本大震災を経験したことがきっかけで、東北地方に何らかの形で貢献できる仕事に就きたいと漠然と考えるようになりました。
 教育、研究、産学連携などを含め、多種多様な分野で世界トップレベルの教員や学生が集結する東北大学は、社会に与える影響が大きく、このような環境で働くことができれば、震災復興や社会貢献に携わることができるのではないかと強く思うようになりました。それが志望の決め手となりました。


この仕事で「一番嬉しかったこと」「この仕事に就いて良かった」と思ったことはどんなことですか?

 私は以前、部局で会計業務を担当していたのですが、各種手続き等で教員や学生と接することが多く、皆さんに名前を覚えていただけるような環境で仕事をしておりました。それだけでも嬉しいのですが、部署を異動した今でも定期的に先生方から連絡をいただいたり、飲みに誘っていただくこともありました。そういったところから、業務を越えた人と人の繋がりを感じることができたのが一番嬉しかったです。

仕事のやりがいについて教えてください。

 大学職員の業務には、総務・会計・教務など、皆さんの想像以上に多種多様な業務があります。また、学部・研究科によって全く雰囲気も異なり、色々な仕事を経験する機会に恵まれ、常に新鮮な知識を吸収し、自分の視野を広げられることは大きな魅力だと思います。将来、世の中に大きなインパクトを与える可能性のある研究等を様々な面からサポートができるのも、仕事のやりがいに繋がっています。

現在、就職活動をしている学生にアドバイスをお願いします。

 あなた自身が大学との関わった経験のなかで、「もっとこうだったらいいのに」「自分ならこうするのに」と思ったことはないでしょうか。 それを自分のアピールポイントと組み合わせて、「東北大学で何がしたいか」「自分の今までの経験で何ができるか」をぜひ具体的にイメージしてみてください。きっといいビジョンが浮かんでくると思います!
近い将来、皆さんと一緒にお仕事ができることを楽しみにしております!

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