職員の声

施 設施設部 計画課 企画・整備計画室 整備計画係

現在、担当している仕事は?

東北大学の建物の整備について調査・分析を行っています。

施設部 計画課 企画・整備計画室 整備計画係 芦澤文仁

現在、担当している仕事について、面白さや喜びを簡単に伝えてください。

私が担当しているのは、建物の維持管理に必要な費用について調査・分析を行うこと、東北大学ハザードマップの作成などです。建物は建てて終わりという訳では無く、その後どうのように維持管理を行うかも考えなくてはなりません。建物を長く使っていくには適切な維持管理が大切ですが、そのためには建物の劣化状況や電気・ガスなどの基幹設備・危険物の位置を把握すること、維持管理費の分析などが必要です。東北大学は規模が大きな大学ですので調査する量も膨大なものですが、自分の作った資料が今後の施設整備に役立つと思うと、とてもやりがいがあります。


同僚とガッツ!

この仕事で「一番嬉しかったこと」「この仕事に就いて良かった」と思ったことはどんなことですか?

この仕事に就いて良かったことは、モチベーションを高く保ちつつ仕事が出来ることです。現在の職場は上司との距離も近く、仕事の内容について質問し易い環境にあるので、自分のしている仕事がどういった意味があるのか、成果物が誰にどう使われるのかが分かるので、一見単純作業に見えることでもモチベーションを高く保ちながら働くことが出来ます。

現在、担当している仕事について、教えてください。

担当している仕事の一つに、文部科学省に提出する維持管理費調査報告があります。建物の維持管理に年間どれくらい費用がかかっているのかを調査するのですが、維持管理と一口に言っても、割れたガラスの交換などの修繕工事、空調設備や電気設備の点検保守、緑地の管理など約13種類にのぼります。各部局の支出データを分析し、維持管理費に該当する支出のみを計上し、分析していくのですが、修繕費の中でも建築工事か設備工事かなど細かく仕分ける必要があり、分類するのが難しいものもあります。上司や前任者と相談しながら仕分けミスや見落としが無いように作業を行いながら、次回の調査に向けてより効率的に業務が行えるようにマニュアルの更新も併せて行っています。今後の効果的・効率的な施設整備・維持管理のために役立てるよう、正確な資料作りを心掛けています。

本学職員を志望した決め手は何でしたか?

建築に多方面から関わることが出来ると思ったからです。設計、施工、維持管理、解体など建物に関わる仕事は多いですが、大学職員ならば全ての仕事に関わることができ、かつ教育・研究施設という特殊な建物に携わることもできるのは大きな魅力でした。学生時代、建築について学んでいく中で、建築には自分が知っているより遙かに多い分野・職種が存在していることを知り、何か一つの分野で働くよりも多くの分野に関わって働くことは出来ないかと考えていました。何があるかと探している中で、大学職員という仕事を知り、説明会で業務内容について聞いていくうちにここで働きたいと強く思うようになりました。

就職してから現在までのキャリアについて教えてください。

附属研究所施設係(1年間)

現職・今年で1年目(HP掲載日現在)

現在、就職活動をしている学生にアドバイスをお願いします。

自分が好きなこと、やりがいを感じることについてしっかり自己分析することだと思います。好きなこと、やりがいを感じることは多少つらい状況でもやっていけますが、そうでもないことを無理して続けていくことは出来ないと思います。しっかり自己分析し、自分の原動力になっているものはなにか見極めて、自分に合った職場を選んで頂ければと思います。

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