東北大学について

ごあいさつ

東北大学総長 里見 進

 東北大学は、明治40年(1907年)の建学以来、一世紀以上の歴史を有する総合大学として、「研究第一」、「門戸開放」、「実学尊重」の理念を掲げて優れた人材を輩出し、数多くの研究成果を世に送り出してきました。

 近年国立大学には、その卓越した教育、研究力を通じて、急激な少子高齢化、国際競争の激化等、我が国が直面する諸課題の解決に最大限貢献することがこれまで以上に求められています。

 こうした状況のなか、平成24年(2012年)総長に就任した私は、「ワールドクラスへの飛躍」と「東北復興・日本新生の先導」という2つの目標を掲げました。そして一年後、任期中に目指す本学のあるべき姿を取りまとめた里見ビジョンを公表しました。本ビジョンの策定にあたっては、東北大学を「人が集い、学び、創造する、世界に開かれた知の共同体」として捉え、その構成員である学生や教職員など一人ひとりの能力を存分に発揮できる環境を整えることを第一に考えました。この東北大学の多彩な力を結集することによって、総長就任時に掲げた2つの目標を確実に達成し、新しい東北大学の姿を切り拓いていきます。

 そのためには、これまでの伝統を継承しつつ、そして新たなる目標を達成していく為、教職員がチームとして最大限にパフォーマンスを発揮していける体制の整備を進めています。そして、そのチームには、絶えず新しい風を吹き込んでくれる、若い力が必要です。時代や環境の変化を敏感に感じ取りながら、積極的に企画立案に関わっていく、本学はそのような人材を求めています。

 平成27年12月の地下鉄東西線の開業によって、各キャンパスは通学や通勤が便利になり、これまで以上に一体感をもって運営されるようになりました。一方、青葉山新キャンパスにおいても、災害科学国際研究所等、順次新しい組織が整備され、平成29年春には農学研究科が移転を完了し、本格的に教育・研究を開始しました。

 本学職員の職務内容は実に様々で、それらの業務は、皆さんの職業人生に、多くの誇りとやりがいを与えてくれるものと確信しています。皆さんは仕事を通じて成長し、その成長が、東北大学に「限りない前進」をもたらします。一人ひとりの意志が東北大学を動かす、新たな力となるのです。それが組織の活性化に繋がっていきます。

 一人でも多くの皆さんに、本学職員への扉を叩いていただくことを期待しています。

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