何を知りたい?
公正な研究活動の原則
推進体制
研究不正行為の定義
研究データの保管
共同研究の役割分担
オーサーシップの原則
研究成果発表の原則
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研究倫理教育
ABSへの対応
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研究活動における不正行為への対応

新着情報 一覧


2022.08.19 令和4年度第1回研究倫理教育セミナー 申し込み開始しました
2022.07.26 令和4年度第1回研究公正アドバイザーワークショップ 開催しましたレベル6
2022.03.08 開催 研究倫理教育セミナーレベル5「科学研究におけるデータ共有のすすめ」
2022.02.03「研究活動上の不正行為に関する調査結果の公表


何を知りたい?

公正な研究活動の原則について知りたい

公正な研究活動のための東北大学行動規範では以下の原則を掲げています。

  1. 先行する研究成果を尊重し客観的で十分な根拠を持った発表を行うこと。
  2. 引用や評価を公平に行うこと。
  3. 個人を差別せず、人格を尊重すること。
  4. 研究対象への配慮を行うこと。
  5. 適切な研究手続きを踏み、データの管理と利用を適切に行うこと。
  6. 研究への実質的貢献に基づいて適切にオーサーシップを付与すること。
  7. 利益相反や責務相反に陥らないように配慮すること。
  8. 研究資金源を明記するとともに研究費の使用ルールを遵守すること。
  9. 法令、ガイドライン、所属する学会の規則などを遵守すること。

詳しくは「規程・細則について」をご覧ください


公正な研究活動に関係する人を知りたい

 「国立大学法人東北大学における公正な研究活動の推進に関する規程」に、『教員、学生等本学において研究活動を行う全ての者』、と定めています。ここには、技術職員や研究員なども含まれます。

詳しくは「規程・細則について」をご覧ください


不正行為とはどんなものがあるのか知りたい

 不正行為等については、「国立大学法人東北大学における公正な研究活動の推進に関する規程」に、『捏造、改ざん、盗用その他の研究活動における不正または不適切な行為をいう』と定義しています。
 不適切な行為については、「公正な研究活動のための東北大学行動規範」に、『例えば利益相反に関する義務違反、守秘義務違反、研究対象者への同意の欠落、研究被験者の虐待や材料の乱用、研究への貢献を反映しない不適切なオーサーシップ、二重投稿や二重掲載、一つの論文で発表できる研究を分割して発表する行為、である。これらの不適切な行為は、研究への信頼性を損なうものであり、研究の手続、データ管理、研究成果の公表において、学界で共有されている適切な方法を実践しなければならない。』と定めています。

詳しくは「規程・細則について」をご覧ください


研究データの記録方法や保存期間などの指針を知りたい

  全学の指針として、「東北大学における公正な研究推進のための研究データ等の保存及び管理に関する指針」を示し、各部局で実態に即した適正な研究データの取扱いについての内規等を整備しています。
  研究データの記録、保存及び管理においては、第三者による検討が可能となるように整理と保存が求められます。保存義務の対象となる実験ノートなど一次情報は後日の利用・検証に耐えるように、必要な情報を記載し、かつ事後の改変ができないような工夫、例えば、ページの削除追加のできないものを使う、筆記用具は改変できないようにボールペンを使用するなど、が求められます。
  保存期間は原則10年、実験試料や標本や装置などの「もの」については論文発表後5年間保存することとしています。保存に際しては後日の参照を容易にするためにメタデータを整備するなど追跡可能性の担保に留意する必要があります。
  個人情報等扱いに法的規制があるものや、倫理上の配慮の必要とするものについては、それらの規制やガイドラインに従います。研究プロジェクトによっては成果物の取扱いについて、資金提供機関との取り決めがある場合があります。この場合はそれに従います。
 各部局では、原資料の保管方法、帰属先、保管期間、退職や移動時に保存・管理など研究分野の特性を考慮して適正に保存することが求められています。

詳しくは「規程・細則について」をご覧ください


共同研究における役割分担の原則を知りたい

東北大学における公正な研究推進のための共同研究等実施指針」に以下に示す5つの原則を示しています。

  1. 複数の研究者による共同研究の実施においては、その研究を代表する研究者(※1)は、成果発表における責任著者(corresponding author) (※2)を明確にし、共同研究者が個々の役割と責任を認識した研究活動を行うようにすること(※3)。
  2. 責任著者は、各ジャーナルの投稿要領等に従った適切な論文作成を行い、共著者の掲載順序、各共著者の貢献と役割を明確にすること。
  3. 責任著者は、研究成果の発表に際して、研究が関係法令・学内規程・部局の取決め等を遵守して行われたことを確認すること。
  4. 民間機関等との契約に基づく共同研究実施の際は本学の利益相反マネジメント制度に従い必要な手続きを取ること。
  5. 国外機関との共同研究を行う場合には、本学の安全保障輸出管理制度に従って適切な手続きを取ること。

(※1)研究室・研究グループなどの組織ごとの主宰者のほか、個別の研究課題の中心的研究者、科研費などの代表者などを意味します。
(※2)成果を発表する個別の論文の内容について責任を担う研究者で、その論文が扱っている課題の実質的中心実施者です。責任著者は※1にあたる研究者が兼ねる場合とそうでない場合があり、その役割分担は各共同研究における自主的判断の下で明確にします。
(※3)個人で行う研究成果の公表においては自らが責任著者として役割を果たします。

 このほかに、論文や学会発表などの成果公表時には、上記原則に則って研究が行われたことを確認するための「研究成果発表確認シート」の提出を定めています。この共同研究等実施指針にシートの一例を示しています。様式などの詳細は研究分野の特性などに応じて部局ごとに定めています。

関係するリンク先:各部局の規程等(学内限定)利益相反マネジメント室安全保障輸出管理室


誰を論文の著者とすべきかについての原則を知りたい

東北大学における研究成果を適切に発表するための指針」に以下の原則を示しています。

  研究構想およびデザインの設定,データ取得,データ分析および解釈,論文の作成と検討,など研究への実質的貢献と学界で共有されている適切な基準に基づいてオーサーシップの範囲を定めること。オーサーシップを持つ者は、最終原稿の承認を与えなければならない。 著者の資格がないにもかかわらず著者に加えるギフト・オーサーシップ,著者の資格があるにもかかわらず著者に加えられないゴースト・オーサーシップのような不適切 なオーサーシップを行使しないこと。 オーサーシップを満たさないが,研究に協力した関係者に対しては謝辞を適切に定めること。 また、著者氏名と所属機関名などの著者情報を正確に記す、研究費助成を受けていている場合は謝辞等に適切に記載するといった点にも注意をしてください。

詳しくは「規程・細則について」をご覧ください


研究成果公表の際の原則を知りたい

東北大学における研究成果を適切に発表するための指針」に、研究成果を発表するにあたって尊重すべき8つの原則を定めています。

  1. 先行する研究成果を尊重し、客観的で十分な根拠を持った発表を行うこと。
  2. 捏造、改ざん、盗用という特定不正行為を行わないこと。
  3. ギフト・オーサーシップ、ゴースト・オーサーシップなど、研究への実質的貢献の反映されないオーサーシップを付与しないこと。
  4. 成果発表において原著性と研究への信頼を守るために、二重投稿、二重出版、分割発表、 分割出版を行なわないこと。
  5. 成果発表が、公共の利益や大学の責務との相反関係に陥らないように配慮すること。
  6. 成果発表に際しては研究資金源を明記し、説明責任と利益相反の有無を開示すること。
  7. プレスリリースにおいては成果や応用可能性などの誇張や、誤解を招くような表現を避けること。
  8. 成果発表に対して、特定不正行為、不正行為、不適切な行為の疑念が著者に寄せられた 場合には、責任ある研究活動が行われたことを説明すること。

詳しくは「規程・細則について」をご覧ください


研究倫理上の相談窓口について知りたい

 研究倫理上での困りごとや悩みは、部局に置いている「研究公正アドバイザー」に相談してください。

東北大学における公正な研究推進のための若手研究者支援実施指針」に、以下の実施基準を定めています。

  1. 学生を含む若手研究者からの相談は複数の要因が絡み合っている事例が多く、研究不正に関する相談も例外でないと考える。そのため、学生に対しては学生相談所をはじめとした教育相談・支援組織との連携、若手研究者に対しては関係する各部局の組織の連携により、持効性のある支援体制の構築を行うこと。
  2. 各部局の相談・支援体制は、既存の公正な研究活動推進組織の枠組みを利用するなど柔軟な対応を可能すること。
  3. その相談・支援体制において責任ある研究を先進的に指導する役割を担う教員として「研究公正アドバイザー」を置くこと。
  4. 研究公正アドバイザーの人数はおおむね各部局教授の10%程度を目安としますが、研究分野の特性により部局の実情に即した体制を作ること。
  5. 全学は、部局の支援組織間の連携・情報共有体制を整えるほか、研究公正アドバイザーへの情報提供などを行い、研究公正アドバイザーの資質向上と質保証に努めること。

詳しくは「各部局の規程等(学内限定)」「各部局における研究公正アドバイザーの連絡先(学内限定)」をご覧ください


研究倫理教育の受講方法について知りたい

 「東北大学における公正な研究活動推進のための研究倫理教育実施指針」において、原則5年ごとに研究倫理教育を受講すること(※)他大学等からの転入を含む、新たに採用された教員は全学で開催する新任教員研修の受講、部局ごとに実施される研修を受講することを定めています。
 学部1、2年生生向け(レベル1)には、4月の学部オリエンテーション時に配付される、東北大学学務審議会と高度教養教育・学生支援機構が作成した学習ハンドブック、part1『あなたならどうする』とPart2『東北大学レポート指南書』が参考になります。高度教養教育・学生支援機構のウエブサイトからも入手可能です(http://sla.cls.ihe.tohoku.ac.jp/handbook/)。
 学部3、4年生(レベル2)、大学院生向け(レベル2・3)にはオンライン教材があり、ISTUで受講できます。
 新たに東北大学に採用された教員向け(レベル4)には、上述の新任教員研修がISTUでも配信されます。
 研究指導を行っている教員向け(レベル5)には、外部講師を招いた講演会を年に2回程度開催します。(開催時期については各部局にご案内します。)可能なものは開催後ISTUで配信をします。
 研究公正アドバイザー(レベル6)向けには、年に1~2回ケーススタディを扱うワークショップを開催しています。開催時期に各部局にご案内します。「研究アドバイザーハンドブック」を作成・配布しています。
 「東北大学における公正な研究活動推進のための研究倫理教育実施指針」に、キャリア・ステージ別の学習参照基準と学習事例を示しています。

(※)部局で公正な研究活動を先導する役割を担っていただく「研究公正アドバイザー」の先生方は、「3年に1度以上研究倫理審査など研究倫理に関する実務や具体的ケースの処理、もしくはこれに代えてケーススタディを扱うワークショップへ参加することとされています。(東北大学における公正な研究活動推進のための研究倫理教育実施指針 研究倫理に関するキャリア・ステージ別学習参照基準)」。

詳しくは「各部局の規程等(学内限定)」をご覧ください