詳しくは「規程・細則について」をご覧ください
「国立大学法人東北大学における公正な研究活動の推進に関する規程」に、『教員、学生等本学において研究活動を行う全ての者』、と定めています。ここには、技術職員や研究員なども含まれます。
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不正行為等については、「国立大学法人東北大学における公正な研究活動の推進に関する規程」に、『捏造、改ざん、盗用その他の研究活動における不正または不適切な行為をいう』と定義しています。
不適切な行為については、「公正な研究活動のための東北大学行動規範」に、『例えば利益相反に関する義務違反、守秘義務違反、研究対象者への同意の欠落、研究被験者の虐待や材料の乱用、研究への貢献を反映しない不適切なオーサーシップ、二重投稿や二重掲載、一つの論文で発表できる研究を分割して発表する行為、である。これらの不適切な行為は、研究への信頼性を損なうものであり、研究の手続、データ管理、研究成果の公表において、学界で共有されている適切な方法を実践しなければならない。』と定めています。
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全学の指針として、「東北大学における公正な研究推進のための研究データ等の保存及び管理に関する指針」を示し、各部局で実態に即した適正な研究データの取扱いについての内規等を整備しています。
研究データの記録、保存及び管理においては、第三者による検討が可能となるように整理と保存が求められます。保存義務の対象となる実験ノートなど一次情報は後日の利用・検証に耐えるように、必要な情報を記載し、かつ事後の改変ができないような工夫、例えば、ページの削除追加のできないものを使う、筆記用具は改変できないようにボールペンを使用するなど、が求められます。
保存期間は原則10年、実験試料や標本や装置などの「もの」については論文発表後5年間保存することとしています。保存に際しては後日の参照を容易にするためにメタデータを整備するなど追跡可能性の担保に留意する必要があります。
個人情報等扱いに法的規制があるものや、倫理上の配慮の必要とするものについては、それらの規制やガイドラインに従います。研究プロジェクトによっては成果物の取扱いについて、資金提供機関との取り決めがある場合があります。この場合はそれに従います。
各部局では、原資料の保管方法、帰属先、保管期間、退職や移動時に保存・管理など研究分野の特性を考慮して適正に保存することが求められています。
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(※1)研究室・研究グループなどの組織ごとの主宰者のほか、個別の研究課題の中心的研究者、科研費などの代表者などを意味します。
(※2)成果を発表する個別の論文の内容について責任を担う研究者で、その論文が扱っている課題の実質的中心実施者です。責任著者は※1にあたる研究者が兼ねる場合とそうでない場合があり、その役割分担は各共同研究における自主的判断の下で明確にします。
(※3)個人で行う研究成果の公表においては自らが責任著者として役割を果たします。
このほかに、論文や学会発表などの成果公表時には、上記原則に則って研究が行われたことを確認するための「研究成果発表確認シート」の提出を定めています。この共同研究等実施指針にシートの一例を示しています。様式などの詳細は研究分野の特性などに応じて部局ごとに定めています。
関係するリンク先:各部局の規程等(学内限定)・利益相反マネジメント室・安全保障輸出管理室
研究構想およびデザインの設定,データ取得,データ分析および解釈,論文の作成と検討,など研究への実質的貢献と学界で共有されている適切な基準に基づいてオーサーシップの範囲を定めること。オーサーシップを持つ者は、最終原稿の承認を与えなければならない。 著者の資格がないにもかかわらず著者に加えるギフト・オーサーシップ,著者の資格があるにもかかわらず著者に加えられないゴースト・オーサーシップのような不適切 なオーサーシップを行使しないこと。 オーサーシップを満たさないが,研究に協力した関係者に対しては謝辞を適切に定めること。 また、著者氏名と所属機関名などの著者情報を正確に記す、研究費助成を受けていている場合は謝辞等に適切に記載するといった点にも注意をしてください。
詳しくは「規程・細則について」をご覧ください
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研究倫理上での困りごとや悩みは、部局に置いている「研究公正アドバイザー」に相談してください。
詳しくは「各部局の規程等(学内限定)」「各部局における研究公正アドバイザーの連絡先(学内限定)」をご覧ください
「東北大学における公正な研究活動推進のための研究倫理教育実施指針」において、原則5年ごとに研究倫理教育を受講すること(※)他大学等からの転入を含む、新たに採用された教員は全学で開催する新任教員研修の受講、部局ごとに実施される研修を受講することを定めています。
学部1、2年生生向け(レベル1)には、入学後に配付される、東北大学学務審議会と高度教養教育・学生支援機構が作成した学習ハンドブック、part1『あなたならどうする』とPart2『東北大学レポート指南書』が参考になります。高度教養教育・学生支援機構のウエブサイトからも入手可能です(https://ital.ihe.tohoku.ac.jp/handbook/)。
学部3、4年生(レベル2)、大学院生向け(レベル3)には動画教材があります。
新たに東北大学に採用された教員向け(レベル4)には、上述の新任教員研修が動画配信されます。
研究指導を行っている教員向け(レベル5)には、外部講師を招いた講演会を年に2回程度開催します。(開催時期については各部局にご案内します。)可能なものは開催後動画配信をします。
研究公正アドバイザー(レベル6)向けには、年に1~2回ケーススタディを扱うワークショップを開催しています。開催時期に各部局にご案内します。「研究アドバイザーハンドブック」を作成・配布しています。
「東北大学における公正な研究活動推進のための研究倫理教育実施指針」に、キャリア・ステージ別の学習参照基準と学習事例を示しています。
(※)部局で公正な研究活動を先導する役割を担っていただく「研究公正アドバイザー」の先生方は、「3年に1度以上研究倫理審査など研究倫理に関する実務や具体的ケースの処理、もしくはこれに代えてケーススタディを扱うワークショップへ参加することとされています。(東北大学における公正な研究活動推進のための研究倫理教育実施指針 研究倫理に関するキャリア・ステージ別学習参照基準)」。
詳しくは「各部局の規程等(学内限定)」をご覧ください