東北大学ギャラリー ひすとりあは、市民や在校生、同窓生、来学者など多くの方に向けて東北大学の歴史、学術成果を紹介するとともに、キャンパスツアーなど
イベントの拠点となるスペースです。展示室では本学の歴史や学術成果の紹介を行っており、多目的室ではセミナーや公開講座を行います。多目的室は貸し出しも行っております。 下記の時間に開室しており、開室中は自由に見学できます。 開室時間:火曜日、木曜日 12時~16時(祝日を除く) 見学料:無料 ※開室時間に変更がある場合は「お知らせ」に掲載いたします。 東北大学ギャラリー ひすとりあの入る建物は、旧東北帝国大学理学部生物学教室として登録有形文化財(建造物)に登録されています。この建物は大正13(1924)年に建てられた鉄筋コンクリート造建築です。 ゼツェッション様式風の玄関回りや周辺の道路から垣間見える円形コーナーの美しさは建築、都市景観的に秀逸であり、プロポーションと細部装飾にバランスが取れた逸品であると評価されています。 また、東北帝国大学初の鉄筋コンクリート造校舎として歴史的価値を有しています。 建築当時は2階以上に研究室、講義室などが、また1階には材料室、飼育室、標本室が配置されていました。昭和44(1969)年の理学部の青葉山移転に伴い、その後は金属材料研究所が使用するかたちで残されました。 平成2(1990)年からは放送大学宮城学習センターの教室、講義室にも使用されており、令和4(2022)年から東北大学ギャラリーが設置されています。 |
東北大学キャンパスの地中には、先史時代まで遡る遥かなる軌跡が眠っています。キャンパスの発掘調査で明らかとなった歴史をご覧ください。
歴史を刻むなかで作られたさまざまな遺物や眠っていた文化財など片平地区と川内地区に残されたモノから大学の歴史をのぞいてみませんか?
東北大学は登録有形文化財の建造物やその記録となる図面資料について全国有数の規模を誇っています。東北大学の知の足跡、学都仙台を象徴する建物や景観の魅力に触れるコーナーです。
東北大学ギャラリーの建物は、元々、大正時代に創設された旧理学部生物学教室の建物です。ここでは黎明期の生物学教室とそこに多大な影響を与えたハンス・モーリッシュ、そして東北大学植物園を紹介しています。
第17代総長を務めた西澤潤一先生は、生まれたときから東北大学と関係があり、その生涯のほとんどを東北大学とともに過ごしました。ここでは西澤先生の生涯を紹介しています。
金属材料研究所(金研)の設立からの歴史や発明品のほか、文化勲章を受章した初代所長の本多光太郎先生、第3代所長の村上武次郎先生、第6代所長の増本量先生の業績を紹介しています。
東北大学ギャラリー ひすとりあの展示は以下の機関が行っております。
キャンパス内の埋蔵文化財(遺跡)に関する調査と、資料の保存活用を目的とした組織です。
東北大学の歴史に関する資料の保存・公開を目的とする、東北大学の公文書館です。
仙台城の「御裏林」を始まりとする天然記念物「青葉山」を保全・公開し、研究と教育に活用する自然植物園です。
教育研究を通じて蓄積した様々な学術資料を用いて、研究成果を広く伝えるための機関です。
使用にあたっての注意事項、使用申込方法など詳細は以下ののリンクをご覧ください。
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所在地 | 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学片平キャンパス片平まなびの館(東北大学本部棟7) 1階 |
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JR仙台駅前(イービーンズ前)を南へ約1分、「ホテルモントレ仙台」角を右折し、柳町通を西へ約15分。
東西線「青葉通一番町」駅(南1番出口)から徒歩約10分。
JR仙台駅(西口)バスプール乗り場から、
1、2いずれかに乗車し、「片平丁小学校前」バス停で下車(約10分)、徒歩約2分