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○本部事務機構防災・業務継続計画(本部BCP)について

 東北大学では、平成23年3月の東日本大震災により甚大な被害を受け、被害のソフト・ハード両面についての詳細な実態調査と原因の解明、これまで実施してきた対応策・復興事業の検証、および震災以前から実施してきた学内における防災システムの整備とその利活用に加え、それらのエビデンスに立脚した新たな災害対策アクションプラン等を策定する必要があり、「新たな災害対策アクションプラン作成検討プロジェクト・チーム」を設置し、検討事項毎に専門家に特化したワーキンググループ(以下、「WG」という。)を設置することで検討を行ってきました。
 これらのWGでは、災害科学国際研究所の協力を得ながら、「教育研究用機器の転倒防止ガイドライン」の策定や安否確認システムの構築を行いましたが、「災害時行動プランWG」及び「被災学生に対する支援の在り方(BCP検討)WG」で検討した内容については、全学的な災害対策に係る体制強化及び総合的な災害対策の推進を図ることを目的として設置された災害対策推進室において引き続き検討を進めることとなり、今般、既存の「災害対策マニュアル(本部等事業場)」を全面改訂し、「本部事務機構防災・業務継続計画」(以下、「本部BCP」という。)として策定いたしました。
 今後も継続的に本部BCPを基に総合防災訓練を実施し、計画の実効性が高まるよう継続的に見直しを図っていく所存です。
 この本部BCP(外部公開版)が本学のみならず、他機関等における防災対策の一助となれば幸いです。

                            平成28年6月3日
                               災害対策推進室室長
                                植 木 俊 哉


 ◆本部事務機構防災・業務継続計画(本部BCP)第十版
 ◆添付資料:総務班長用アクションファイル

災害対策・本部BCP(目次)

  • ○本部事務機構防災・業務継続計画(本部BCP)について
  • ◆本部事務機構防災・業務継続計画(本部BCP)
  • ◆添付資料:総務班長用アクションファイル