実施体制

工学研究科の実施体制

取組体制

  • 工学研究科長を中心として実施し、工学研究科専攻長会議で意思決定を行なう推進体制とし、選考および採用やテニュア審査結果などは工学研究科専攻長会議で審議します。
  • 公募や運用などの実務的な事業内容は、機械系4専攻長を中心にして事業を実務的に推進します。

若手人材育成策の理念・方針

  • 若手教員に対し、自立的研究環境の提供とテニュア獲得のインセンティブを与えることにより、当該教員の教育研究に対する意欲を高めるとともに、早期の自立を促すことにより、もって工学研究科における教育研究の高度化及び活性化を期します。

TT制を推進するための具体的方策

  • テニュアトラック教員として雇用する教員のスタートアップ資金を研究科長戦略的経費にて供与します。

国際公募・選考・採用

  • 公募期間2ヶ月の国際公募を実施し、テニュア審査基準の概要を公募時に明示します。
  • 選考にあたっては、申請機関内委員2名以上と申請機関外1名以上からなる選考委員により選考を行い、工学研究科専攻長会議で審議します。
  • 選考委員には現在及び過去の指導教員を除外し、ピアレビューを行なって選考します。

研究環境

  • スタートアップ資金(補助金+自己負担金)により自立的研究環境を整えます。
  • 研究スペースとしては、専有の研究室25㎡/人、共用の実験室100m²/人を提供します。
  • テニュアトラック教員が円滑に研究教育活動できるように、かつ、自立的研究環境を提供するために、テニュアトラック教員一人当たり、複数の教授をシニアメンターとして配します。

東北大学大学院工学研究科 テニュアトラック普及・定着事業