ナノ・スピン総合研究棟


 本施設は、“原子レベル”での制御を可能にする、いわば究極の微細加工技術の確立を目指したクラス1のクリーンルームを中心とした研究施設である。これらの研究・実験を行っていくためには様々な設備機器が必要であり、メンテナンスが容易に出来るように床下配管ピットレベルは、梁レスとした。基本階高を4.2mと設定することでスリーブ貫通を最小限に押さえ、将来の施設改修に対しても容易に対応可能とした。
 また隣接する材料・物性総合研究棟との階高を合せることにより、外観上もデザインモジュールを統一することで、一体の施設群として新キャンパスを形成していく計画である。
         竣工  平成16年3月

         構造  鉄骨造 地上5階

         規模  7,300u
      

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