インキュベーション施設棟（ハッチェリースクウェア）

インキュベーション施設棟は、大学と企業等が共同研究する拠点施設であり、起業化に特化した研究プロジェクトの育成を行うことで、大学発のベンチャーの創出支援を目的としている。 　１階には前面道路と拡幅した沿道空間に面してエントランスホールを設けることで、ポケットパーク的な導入空間を構築し、外部からのアプローチを工夫すると共に、人々の出会いの場、交流の場を演出。 　各研究開発室は前面に沿って配置し、前面に大きな当面ガラスによる開口部を設けることで、施設内部の活動の様子や人の動きが外部に漏れ出し、外部の人々が施設を身近に感じ、啓発・触発されることを期待する設計である。
	竣工　　平成１４年３月 　　　　　　　　　構造　　鉄骨造　地上３階 　　　　　　　　　規模　　１，０００㎡

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