大学本部棟


 本施設は昭和2年に東北帝国大学理学部化学教室として建てられた老朽施設を平成16年に大学本部棟として改修したものである。化学教室は大学本部のある片平キャンパスのシンボルとしての役割を充分に果たしてくれる外観をもっており、建築後70年を経て、新たな機能を担い再びよみがえった。
 外観はツタが張り巡らされていたもので超高圧洗浄により除去した。表面のタイルは使用できるものは洗浄してそのまま残し、その他の部分は、既存のタイルに合わせて新たに焼いて使用した。
 内部は、強度の弱っている柱・壁にコンクリート増し打ち補強を施し、耐震性を向上させた。
   竣工(改修)  平成16年3月

   構造       鉄筋コンクリート造 地上3階

   規模       2,870u(改修面積)
      

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