電子・応物系校舎


 本施設は工学部電子・応物系専攻分野の大学院重点化による狭隘化解消を目指し計画された。既存研究棟との連携を重視し、傾斜地ながらも周囲にドライエリアを設けることにより、ゆとりを感じさせる様に配慮している。平面計画は、固定間仕切りを極力少なくすることでフレキシブルな空間とし、研究テーマの変更による施設の利用形態の変化に柔軟に対応可能とした。また、中央にリフレッシュコーナーとして「交流スペース」を広く設け、ユーザーの情報交換の場ともなることも期待されている。
 また、広瀬川からの景観に配慮して一層を地階とし、全体的な高さを押さえるようにした。
        竣工  平成12年2月

        構造  鉄筋コンクリート造
             地上5階地下1階

        規模  6,660u
      

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