本施設は、新たな医療・診療体制の構築、患者に優しい病院環境、及び教育スペースの充実、地域に開かれた病院、高度情報化の対応などを基本構想とした病院整備計画の一環である。
平面構成は、大学病院の特性として医師・看護師以外にも研修医や医学生、看護学生などの動きが実際の看護・診療行為の妨げにならないよう、動線を整備している。
病室は、基本的に4床室で構成し、個室を組み合わせている。重症病室は看護動線を短縮しかつナースステーションから観察しやすいように配置している。
構造的には、1階〜17階の各階に高粘度粘性体と鋼板よりなる制震装置(粘性制震壁)を設置して地震時の動的応答量の低減を図った。
T期 竣工 平成12年3月
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
地上18階地下2階
規模 43,710u
U期 竣工 平成18年3月
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
地上18階地下2階
規模 32,910u
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