(趣旨)

第1条　この要項は、東北大学におけるチューター制度の実施について必要な事項を定めるものとする。

(目的)

第2条　チューター制度は、本学に在学する学生に外国人留学生(以下「留学生」という。)に対する学習、研究及び日常生活の支援活動を行わせることにより、留学生の学習効果の向上、円滑な研究の実施及び環境への速やかな適応を図ることを目的とする。

(名称)

第3条　前条の支援活動を行う者の名称は、チューターとする。

(資格)

第4条　チューターになることができる者は、本学の学部又は大学院に在学する学部学生又は大学院学生とする。

(対象者及び期間)

第5条　チューターは、次の各号に掲げる留学生を対象者として、それぞれ当該各号に掲げる期間において支援活動を行う。

(活動内容)

第6条　チューターは、留学生の日本語能力及び基礎学力を補充して学習上及び研究遂行上の援助並びに日常生活の助言等を行う。

(活動時間)

第7条　チューターが支援活動を行う総時間数の上限は、原則として、1学期当たり48時間とする。

(活動報告書)

第8条　チューターは、部局長が別に定める活動報告書を、毎月部局長に提出するものとする。

(謝金)

第9条　チューターの支援活動に対する謝金は、1時間当たり900円とし、学期ごとにまとめて支給する。

(募集及び選考)

第10条　チューターの募集及び選考は、部局長が行う。

(委嘱)

第11条　チューターは、部局長が委嘱する。ただし、第5条第1項第4号及び同条第2項の規定に基づき委嘱する場合にあっては、あらかじめ総長と協議するものとする。

(事務)

第12条　チューター制度に関する事務は、教育・学生支援部が処理する。

(雑則)

第13条　この要項に定めるもののほか、チューター制度の実施に関し必要な事項は、別に定める。