震災復興支援 元気・前向き奨学金 2016年度受給学生

学業とこれらの活動をさらに加速させたい

この度、私は寄付金による奨学金制度に採用していただきました。奨学金受給者の一人として、この書面をもって御礼申し上げます。私は、先の東日本大震災に伴う家庭の経済状況の変化から、「東北大学 元気前向き奨学金」に応募致しました。工学部情報系の4年生になり、専門的で高価な書籍を求める機会や、コンピュータ上で用いるソフトウェアを購入する機会が増えてきたところです。また、発展する情報技術や一人の人間としての能力を高めるべく、交換留学などの課外での活動を通して、自主的な学習に励んでおります。今回採用していただいた奨学金による補助により、学業とこれらの活動をさらに加速させたいと考えています。将来的には、高度な知識を身につけた技術者・開発者あるいはプロジェクト管理者となって、いただいた以上の価値を社会に還元できるように努力します。重ねて、今回の採用について深く感謝いたします。

                
(工学部2年)

大学で習得した知識を将来、実用して社会に還元

皆様のご厚意により、私は昨年度に引き続き「東北大学元気・前向き奨学金」を受給することができ、大変感謝しております。

東日本大震災から5年が経った今もなお家計状況は厳しいですが、本奨学金を修学費用として十分に活用できることに、喜びを感じております。

より一層東北大学の提供してくれる高度かつ専門的な学問知識を習得し、その知識を将来就いた職業で実用して社会に還元できるよう、今は勉学に励みたいと思います。

私は現在東北大学法学部の2年生です。六法をはじめとする法学と、選挙制度や政党システムを分析する政治学を中心に専攻しています。

私は今学期 、社会保障法を履修しています。私はこの授業で、多種多様な社会保障制度が存在していても、国民それぞれが満たされることがいかに難しいかを痛感しました。そして、私は奨学金を受給してもらえる恵まれた状況下にいることに、感謝しなければならないと改めて思いました。

私は将来、公務員になろうと考えています。少子高齢化や経済停滞によって年々個人生活の安定の重要度が増している昨今において、多くの人が小さな幸せを享受できるように公金を生かせる制度設計をしたいと思っております。そうした社会貢献で本奨学金の恩返しができたら幸いです。

(法学部2年)