震災復興支援 元気前向き奨学金 2015年度受給学生

将来は博物館で働く学芸員を志して

震災から4年が経った今でも、多くの人々のご支援があることに人と人との繋がりを常に感じることができています。皆様からのご支援、本当にありがとうございます。震災という窮地に立たされた時も人間のマイナス面より、人々の助け合いや思いやりを実感できたので、感謝の気持ちを常に持てているということは、私にとって今後の励みになると思います。

私は現在ヨーロッパの歴史を学んでいて、将来は博物館で働く学芸員を志しています。その為に実習的な観点で多くの博物館や美術館を訪れる必要があるので、奨学金はそのための交通費や調査費に使わせて頂きたいと思っています。博物館を訪れたその地域の人々の知的好奇心をかき立てられるような学芸員になり、アカデミックなイメージの強い博物館の敷居を少しでも低くすることができるように、一生懸命勉学に励み、様々な博物館から吸収していきたいと思います。

(文学部3年)

文武両道を心がけ、診療放射線技師を目指す

この度は「元気・前向き奨学金」を受給することができました。誠にありがとうございます。

私は医学部保健学科放射線技術科学専攻に所属しています。特に医療系の教科書、参考書は普通のものよりも高価ですが、頂いた奨学金で必要なものを購入したいと考えています。また、私は将来診療放射線技師になりたいと考え、大学に入学しました。これからの四年間は、一般教養科目から専門科目までありますが、専門科目だけでなく、一般教養科目もしっかり学び、知識の豊富な診療放射線技師になりたいです。また、私は水泳部に所属して練習に励んでいます。どちらも疎かにすることなく文武両道を心がけ、空いた時間を見つけて勉強し、国家試験合格を目指します。将来、診療放射線技師になったら、幅広い教養をもち、患者さんに安心して治療を受けてもらえるように頑張りたいと思います。また、治療だけでなく、検査の大切さを多くの人に知ってもらえるよう、講演活動などもしていきたいです。

(医学部保健学科1年)