私は、将来核融合エネルギーについての研究をしたいと考えています。核融合に関する研究は、ITERという国際プロジェクトで行われています。そのため核融合の研究をする上で英語は必須であると考え、本プログラムに参加することを希望しました。
この研修が始まったとき、自分の英語に自信がなかった私は、自ら英語で発言することを恥ずかしく感じていました。しかし、周りの日本人学生の姿や、現地の学生の積極的な姿を見ていくうちに、もっと英語を話したいと思うようになりました。それにつれて、担当のファレル先生やホームステイ先の人と話すのがとても楽しくなり、毎日少しずつ英語に自信が付きました。
英語を学ぶと同時に、ニュージーランドの教育や歴史、マオリの文化を学べたことも強く心に残っています。特にニュージーランドの教育には衝撃を受けました。小学生は教科書を使わなかったり、パソコンで授業を行ったりと、日本と違う点がたくさんありました。私は、この日本との相違点を周りのみんなに伝えていきたいと思います。このように、英語はもちろんのこと、ニュージーランドに関する様々なことを学ぶことができました。その中で、これまでの英語に対する意識が変わり、英語に対する向上心がより強くなりました。これは、この研修に尽力してくださった方々、そして私たちの研修のために寄付してくださった方々のおかげです。本当にありがとうございました。私は、この研修で学んだことを生かし、世界で活躍できるエンジニアを目指していきたいと思います。