2016年度入学前海外研修

より実践的な英語を身に付けたいと感じた研修

私は将来研究者になりたいと思っています。そして研究をしていくうえで、世界中の研究者たちと協力することは必ず必要になってくるだろうし、そのためには英語の能力と文化の違いへの理解があった方が良いと考えています。そういった理由から、私はこのプログラムに参加しました。

参加して一番感じたのは、自分の実践的な英語力の無さです。高校では入試に向けた英語の学習は行ってきましたが、実際に自分の考えを英語で話すという学習はあまりしていませんでした。私は英会話部での活動の中でそういった力を伸ばそうとはしましたが、会話の相手は優しいALTだったので、あまり焦らずに話すことができていましたし、つたない言葉でも何とか意味をくみ取ってもらえていました。しかしプログラム中はそうはいきません。見知らぬ人にすぐに英語で答えなければいけないこともありました。そういった時は特に言葉が出なかったのです。あんなに沢山の単語を覚えたはずなのに、実際に会話で使えたのはごくわずかな短い単語のみでした。疑問文にすることさえできないこともありました。それでも身振り手振りで通じることがほとんどでしたが、やはりこれではいけないと思いました。

私は今回の教訓を生かし、大学ではより実践的な英語を身に付けるため、留学生などと積極的に交流していこうと思います。最後になりますが、今回このようなことが学べたのは寄付してくださった方々のおかげです。本当にありがとうございました。

研修先:カリフォルニア大学リバーサイド校(国名:アメリカ)
理学部1年 穴澤 ゆず