課外活動奨励賞受賞

これからも被災地への支援は続いていく

東北大学地域復興プロジェクトHARU

「受賞しての感想」

東北大学基金課外活動奨励賞を受賞することができ本当に嬉しく、活動を認めてくださったことに心から感謝いたします。この賞を励みとし、課外活動をますます発展することができたと実感しております。

                

「奨励金を部の活動にどのように役立てたか」

6月25日、石巻市の大橋仮設住宅にて料理教室プロジェクトを開催し、使用する調理器具などの物品費に充てさせていただきました。この活動は料理教室を始めて2回目の活動でした。1回目の活動は鍋物作りで、今回はおはぎ作りを住民の方々と共に行いました。さらに、落語研究部にお願いして食事中の催し物に参加していただくなどの改善と新たな試みを行いました。このような活動をするにあたり奨励金が大いに役立ちました。

                                 

「日々の活動を通じて、得られたこと、感じたこと、反省したこと等」

私たちのサークルは被災地の現状に合わせてその活動形態を変えてきています。料理教室プロジェクトも仮設住宅のニーズと私たちから出たアイデアをもとに立ち上げられました。今回の活動は1回目の活動を踏まえて企画しましたが、仮設住宅の入居者は著しい減少傾向にあり、これからの活動を考え直す時期にあります。入居者の少ない仮設住宅には支援の手が届きにくく、私たちがニーズに応えていきたい一方で、協力してくださる住民の方が出て行ってしまう問題もあります。それに対応する活動をこれから練っていこうと考えています。

                                

「寄附者の方々へのメッセージ」

この度は私たち東北大学地域復興プロジェクト HARU の活動にご助力くださり本当にありがとうございます。寄附により貴重な活動をすることができ、これからの展望をつかむこともできました。これからも被災地への支援は続いていきますので、いっそう励んでいきたいと思います。

(平成28年11月 文学部2年畠山 弓穂 )
主な活動実績
・Tohoku"RE"daysアクションプランコンテスト(於:東北学院大学)最優秀プラン受賞