インクストーンズ

寄り添い合いの精神を忘れずに、団体一同活動して参ります

吉野町復興公営住宅サロン活動

「感謝の言葉」

今年度は我々インクストーンズにご寄附を賜りまして誠にありがとうございます。皆様から賜りました助成金は,主に復興公営住宅でのコミュニティ形成ボランティア、サロン活動の活動資金として大切に使わせていただきました。

本報告では、本年度にかけて行われた活動について報告させて頂きます。

本年度に行ったサロン活動は、折り紙、万華鏡作り、流しそうめんなどです。直近の活動の内容を例として挙げさせていただきます。

吉野町復興公営住宅と門脇東復興公営住宅での芋煮会(11/16)
吉野町復興公営住宅と門脇東復興公営住宅にて、芋煮会を実施致しました。本活動は1)住民の方と一対一の関係性の構築,2)住民が日々の悩みを打ち明けられる機会の形成,3)子供の参加による世代間交流,4)互いに寄り添い合える関係の構築,を目的として実施致しました。それぞれの芋煮会には、約30人の住民が集まってくださり盛会となりました。数人の子供も来場したことで、より活気の溢れた会になりました。住民の方の中には、一人暮らしに寂しさを覚えている方や、もっと地域の活動に参加したい方など、様々な方がいらっしゃいました。多くの住民さんが、「また来てほしい」と声をかけてくださったことが、我々にとっての活動源になると思っております。

住民の方からは「前回も来てくれたよね」と声をかけてくださったり、名前を覚えてくださったりと活動を重ねるごとに一対一の関係を築けていると感じています。
また、前回までの活動ではほとんど子供は参加していませんでした。しかし、活動を重ねてきたことで、今回の活動では約10人の子供が参加してくれました。これからも子供が参加してくれることで、世代間交流が促進されることを期待しています。
さらに、今後はよりよい関係を築いていけるよう、活動に工夫を凝らしていきたいと考えております。具体的には、1)来てくださった住民の方の名札の作成, 2)机・椅子の配置の工夫, 3)来場者名簿の作成、を実施する予定です。

皆様からのご寄附を賜りましたおかげで、住民の方にも喜んで貰えるような有意義な活動を行うことが出来ました。改めて深く御礼申し上げます。

12月には学内の一般参加者を募り、12月には学内の一般参加者を募り、東日本大震災に関する問題について考えてもらったり、一緒にサロン活動を行い住民と交流してもらったりするツアーの実施を予定しております。今後も寄り添い合いの精神を忘れずに、団体一同活動して参ります。

(令和元年11月 法学部 石塚 奈緒)