ボディビル部

東北大学に活気をもたらし、日本、世界で活躍できる人材を輩出していけるように今後も励んでまいります

大会後集合写真

「感謝の言葉」

お世話になっております。東北大学学友会ボディビル部の長沼悦司と申します。

この度は、東北大学基金課外活動奨励賞をいただき、誠に有難うございます。

いただいた奨励金は、弊部で老朽化が進んでいたダンベルの購入と、ポージング練習用の鏡の購入に充てさせていただきました。弊部では、器具の少なさとポージング練習環境の脆弱さから、選手が学外のジムに通わざるを得ない状況にありました。おかげさまで、より多様で多角的な筋力トレーニングと、ポージングの入念なチェックが東北大学のジム内で可能になりました。選手の経済的な負担が和らいだとともに、部員の競技意識の向上につながっております。 重ねて感謝申し上げます。

弊部の沿革と昨今の取り組みについて報告させていただきます。

弊部は、1968年の創部以来、パワーリフティング競技とボディビル競技を中心に活動を続けてまいりました。しかし、その長い歴史の中には、部員数の減少に伴って、ボディビル競技を辞めていた時期があります。廃部寸前の人数構成に陥ったこともありました。学友会体育部員の減少が叫ばれる昨今、弊部においては、パワーリフティング競技を中心に、団体としての競技性を失わないよう大会参加、運営活動を続け、新歓活動や広報活動の甲斐あって、60名を超える学生が所属する大所帯になりました。そうした活動の中で、部員たちの熱い思いと、関係者の方々のご支援もあり、2017年にボディビル競技が復活しました。2019年現在では、部員61名でパワーリフティング競技とボディビル競技に取り組んでいます。

2019年の大会参加実績としては、全日本学生パワーリフティング選手権大会団体5位、国民体育大会パワーリフティング競技2名出場、東北学生ボディビル選手権大会3位、全日本学生ボディビル選手権大会出場といった結果になっています。来年度は全国レベルの大会でさらに上の結果が出せるようこれからの練習に励んでいく所存です。

弊部での活動は、単純に筋肉や筋力を鍛えるのみではありません。部員たちの自立性と学業第一の精神を重んじ、研究活動や他の課外活動も通じて、豊かな人間性を築くことを目標としています。また、競技に対して主体的に取り組むことで、目標設定やその過程の計画、競合との比較からの分析といった思考力をつけることも目標としています。

弊部が活動をできることも、活動を通じて様々な経験ができることも、豊かな人間に育って欲しい、東北大学の活動を活発にしたいというご支援者様を中心とした多くの方々のおかげです。弊部の活動を通じて、東北大学に活気をもたらし、日本、世界で活躍できる人材を輩出していけるように今後も励んでまいります。

この度は誠に有難うございました。

(令和元年11月 法学部 長沼 悦司)