競技麻雀同好会

より良い結果とより良い経験を得ることができるよう努めていきます

活動の様子

「感謝の言葉」

この度は東北大学基金課外奨励賞に採用していただきありがとうございました。

今回いただいた奨励金は、全国大会への参加費と自動卓購入に使わせていただきました。全国大会には学生麻雀甲子園と青雀旗争奪学生麻雀選手権の二つがあり、前者は11月に、後者は12月に開催されます。前者では惜しくも予選敗退しましたが、競技麻雀同好会の目的である「麻雀を競技として楽しみながら技術向上を図り競技麻雀を通して他地域の人たちと交流すること」を果たすことができました。

後者には弊同好会から3チームが出場します。大会に出場するにあたって奨励金で購入した自動卓を使って週に2回検討会を行っています。自動卓導入によって大会に近い環境で検討会を行うことができるようになりました。大会で良い結果を持ち帰ることができるよう全力で精進し、大会に臨みたいと思います。

しかし、麻雀は不完全情報ゲームであり、運要素が大きい競技です。これは大会などの短い期間では成績の分散が大きく実力とは異なった結果が出る可能性が高いことを示しています。そのため成績を安定させるためには打数を重ねる他ありません。一般的に成績が安定するのは1000半荘と言われています。この中で少なくとも8000回は山を積む必要があり手積みで行うと大変な時間ロスになります。自動卓導入はこの時間ロスを大きく削減するものでありこの時間を検討に回すことができるようになりました。

先にも述べたように麻雀は運要素が大きい競技です。現在でもアンダーグラウンドなギャンブルのイメージが強いゲームだと思います。しかし、このゲームを競技としてみたときの本質はコツコツとした積み重ねにあると考えています。麻雀で強くなるためには運良く勝った時、運悪く負けた時のどちらの場合であっても結果に左右されずに長期間正しい選択をし続ける直向きさや真面目さが必要です。これは社会でも応用できる競技麻雀から得た学びであると考えています。

今後も大会や日々の活動を通してより良い結果とより良い経験を得ることができるよう努めていきます。麻雀について良くないイメージを持っている方もいらっしゃるとは思いますが、競技麻雀はクリーンなものであることを少しでも分かっていただき、温かく見守っていただけると幸いです。今後ともよろしくお願い致します。

(令和元年11月 工学部 小嶋 健太)