寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2023/04/21 18:34

大学院開講科目の同名講義の複数履修による単位が修了要件として加算されないことについて

【文学研究科 博士前期課程】
タイトルにある件について、いつからかは存じ上げませんが、同名講義による単位取得が修了要件として認められなくなったようです。

何故でしょうか。

大学院修士課程におりますが、2年で修論まで書きあげるために、なるべく個人の研究に沿った講義に出席したいと考えています。
大学院開講科目は一つ一つが「重い」ものが多く、専門とは違う科目の履修は研究の負担になります(私の研究テーマに直接結びつく科目は前期後期合わせて2つしか開講されていません)。
文学部・文学研究科として、幅広いテーマについて知見を深めることの重要さは理解していますが、それは学部時代に行なうものとすることはできないのでしょうか。
また、幅広いテーマについて知見を深めることを強制することは合理的なのでしょうか。
加えて、「幅広いテーマ」について、ではなぜスキル科目や他専攻科目は6単位までしか認められないのでしょうか。

訳が分かりません。

一刻も早い規定の変更を望みます。

回答日時:2023/07/31 10:19

回答

【文学部・文学研究科 教務係より】
ご意見をお寄せ頂き、有り難うございます。
「文学研究科の教育方針」の一部に以下のような趣旨の記述があります。

文学研究科では、各専門分野における先端的研究にコミットするだけでなく、分野や地域の枠にとらわれず、広い視野から自らの学問領域の意義を見定め、人類の発展にとって「知」がどう寄与しうるのかを常に反省的に捉える賢明さを持つ人材の養成を目指している。そのため、「文学研究科においては、分野横断的な教育を通じた柔軟かつ批判的な思考力の育成を重要な課題とする。」
(https://www.sal.tohoku.ac.jp/jp/grad/philosophy.html)

この教育方針に基づいて、大学院生の皆さんには、(学部だけでなく大学院においても)人間のあり様を多面的に考える機会を提供するために、同名講義の複数履修による単位を修了要件としてお認めしないこととしております。

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