寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2008/03/24 14:12

工学研究科機械系での博士後期課程における授業料について

工学研究科機械系博士課程後期3年の課程における、授業料の免除について意見があり投書させていただきます。

2007年3月12日に行われた機械系の進路ガイダンス資料の1ページ目には「平成19年度機械系進路ガイダンスにあたって」という題で、専攻長の教授の文章が載っています。
この文章には、「一例を挙げれば、東北大学工学研究科機械系では、来年度から、博士課程後期3年の課程(いわゆる博士課程)の授業料を全額免除しますし、奨学金など、無償・有償の各種の経済的援助も非常に多く提供されるようになっています。」とあります。
私はこの文章を読み、「博士課程後期3年の課程に進学した学生には、無条件で授業料は免除される」と理解し、博士課程後期3年の課程に進学することを決意しました。

しかし先日、同様に博士課程後期3年の課程に進学する私の友人が上記の件について機械系の教務に尋ねたところ、「RA、TAなどで免除されることがあるかもしれないが、全員免除をすることはない」という回答をされたそうです。
さらに、その友人は同一部局内での人数制限により、平成20年度のRAに採用されませんでした。
また、私が工学研究科の学生支援係に尋ねても、「機械系が独自にやるようなので、こちらとしては分からない」との回答をいただきました。

これらの教務の対応は、専攻長の書いた全員授業料免除という内容と矛盾しています。
また「無償・有償の各種の経済的援助も非常に多く提供される」と言いながら同一部局内でのRAの人数制限があるなど本当に学生を援助する気があるのかと思ってしまいます。

そこで以上の専攻長の書類と実際の教務の対応が矛盾している理由について、ご回答いただきたいと思います。
よろしくお願いします。

回答日時:2008/05/01 10:13

回答

機械系専攻長グループおよび機械系教務委員長 より  
 まず,「学生の声」No.130を寄せてくれた人に対し,混乱を招いたことをお詫びします。
 貴君は2007年3月12日のガイダンス資料を引用されていますが,2008年3月11日の機械系進路ガイダンス資料をご参照下さい。そこには「一例を挙げれば,東北大学大学院機械系では,博士課程後期3年の課程(いわゆる博士課程)に進学した学生に対して,機械系内規を満たす学生をRAとして採用の上,授業料全額相当分が援助されるような仕組みを導入しました。」と記されております。同ガイダンスにおいて「授業料全額相当分は何らかの形で提供する」と説明しております。授業料が免除になるわけではなく,授業料相当分をRA, TAなど何らかの形で提供するということです。全員を(条件のいい)RAとして採用することはできませんし,学振(日本学術振興会特別研究員制度)等で授業料相当以上の補助を受けている人は除外されます。機械系の教務に質問されたというあなたの友人はその辺りの説明を誤解されたのだと思います。
 必要であれば、この件について教務担当専攻長あるいは教務委員長から、貴君に詳しい説明をする用意がありますので、教務係を通じて連絡を下さい。

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