寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2007/07/24 12:43

東北大学の学生新聞について

入学してから、東北大学で、二つの学生新聞らしきものを目にしました。
二つあるんだなぁ、ぐらいにしか思わなかったのですが、片方の新聞に気になる記述があったので、質問します。

二つあるうち、片方の新聞には、こちらの新聞が公式なもので、もうひとつの新聞は、非公式なものである、という感じのことが書かれています。このようなことが書いてあると、読む側としては、その新聞が“ちゃんとした”ものであって、もう一方の方は、なんだか胡散臭いものなのだ、という感じがしてしまうのですが、この、公式だとか、そうでないとかは、本当のことなんでしょうか。

と、いうのも、学校の図書館などに行くと、非公式だと言われている方の新聞が置いてあるからです。

そもそも学生新聞に、公式とか、非公式とか、あるんでしょうか。

この新聞の言うことが、本当のことならともかく、事実でないならば、いたずらにそのようなことを言って、いかにも自分たちの新聞だけが正式な学生新聞なのだ、と他の学生に思い込ませようとするのはいかがなものでしょうか。

回答日時:2007/09/05 09:59

回答

学生生活協議会 より  
 学生新聞についてのご意見をいただきましたが、ご指摘の二つの新聞とは、「東北大学新聞」と「東北大学生新聞」のことであると考えられます。
 まず、「東北大学新聞」ですが、本学公認の課外活動団体である学友会報道部が発行するものです。
 一方の「東北大学生新聞」は、「東北大学生新聞会」と称する団体が発行する新聞ですが、大学の名を冠した紛らわしい紙名を掲げていることから、学生、教職員及び卒業生の中には、大学が公認する学生新聞であると誤認している方々も多くいらっしゃるようですが、この発行元の団体と本学との間には一切の関係はございません。
 通称「生(なま)新聞」と呼ばれているこの新聞は、学内において無料で配布されているようですが、一方で、卒業生に対し、大学公認の学生新聞を装って「賛助購読料」と称し年間1万円という高額な購読料を募り、購読契約を結ぶよう執拗な勧誘を行う等の活動が確認されており、大学が関与していると誤解した卒業生等から、本学に対しそのことについての苦情や問い合わせが多く寄せられている状況です。
 本学では、この「生新聞」についてのより詳細な情報の収集とその事実確認を進めており、今後、学内外への周知・注意喚起等も含めて対応を検討していきたいと考えています。
 なお、本学だけでなく、全国の複数の大学で、大学の正規の団体が発行している新聞であるかのように装った「○○大学生新聞」という名称の新聞の発行が確認されており、これらの大学の中には独自の調査結果に基づいて大学のホームページ等を通じて注意喚起を行っている大学もあります。

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