寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2004/08/03 17:02

図書の配送についての要望

各キャンパスにある図書館の図書について、学内配送というシステムをぜひ作っていただきたいと思います。

 各キャンパスを結ぶスクールバスが定期的に運行されているならともかく、東北大学の各キャンパスに行って図書を借りるには交通の便からもとても不便です。また多くの自治体などでも、自治体内であれば取り寄せ・配送するシステムを備えているし、総合大学でも各キャンパスで配送システムを持つ大学は多いと思います。現に私の出身大学(私自身は学部は東北大出身ではありません)は隣接されているとはいえ、違う都県にキャンパスがまたがっているのに図書配送システムが完備されていました。他キャンパスで借りた本を自分のキャンパスの図書館で返却することも可能でした。医学研究科には他に職を持ちながらも学びにきている学生が多く見受けられます。そのような方々が図書がない場合、わざわざ他キャンパスに行ってくれというのも、酷だと思います。文献複写については配送はしていただけるようですが、文献だけが研究に直結するわけではありません。配送システムを構築するためには、各図書館でばらばらな貸し出し冊数や期間の共通化等さまざまな問題があると思いますが、よろしくお願いいたします。

 私は本を読むことが好きで、小説から新書、エッセイ、何でも読みます。こちらに来て、とても残念に思ったことは、医学分館は専門書は非常に充実しているのですが教養書や小説といったものがほとんどといっていいほどないということです。私は医者としての資格をとることはできませんが、医者になる人間にとって大切なものは高い専門知識だけなのでしょうか??また、他分野においても、自分の専門の知識だけあればよいのでしょうか?幅広い、豊かな人間性の育成のためにも、本は欠かせないものだと思います。
ぜひ、ご検討よろしくお願いいたします。

回答日時:2004/10/28 10:25

回答

附属図書館総務課 より  
 学内はキャンパスが分散しており、ご指摘のように学内スクールバスも運行していませんし、図書の搬送システムもありません。
 附属図書館では、学内の分館間の図書配送システムの必要性を痛感し、現在附属図書館としての「中期目標・中期計画」に「図書配送システムの導入」を盛り込み、実施の方向で検討しています。時期について明言できませんが、早期に実現したいと考えます。
 次に、各分館(医学分館、工学分館、北青葉山分館、農学分館)における蔵書の構成は、各専門図書館としての機能の点から専門書の充実をはかっています。教養書等の利用は附属図書館に出向いてご利用ください。

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