寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2003/07/01 15:37

新寮についての意見・提言

三条地区に新寮を建設予定との事ですが、幾つかの意見を述べさせて頂きます。なお、私は現在東北大学の寮生でありますが、この投書はあくまで一学生の立場としての意見であり、寮委員会その他の組織・団体の公式見解とは全く関係無いことを初めにお断りさせて頂きます。

(1)食堂などの給食施設について
 新寮建設四条件に関する大学の見解「学生協だよりNo.17」のなかで、寮食堂設置は極めて困難とされながらも、「食堂としては、一般学生も共に利用できる施設の整備充実が考えられる選択肢の一つです」とありましたが、大学は寮食堂とは別の厚生会館などの設置を構想されておられるのでしょうか?
 私としては、入学以来食堂のお世話になっている者として、寮あるいはその付近に安価で栄養のバランスの取れた食事を提供する給食施設は必要であると考えます。理想的には現在の形態のような寮食堂がよいと考えますが、それが困難であるのであれば、民間の給食センター等から食事を一括して取って保温・保冷するような、集中給食方式を採用することはできないものでしょうか(私が聞いた話ではたしか香川大学の寮が新規格寮化された時に食堂が付けられないのでこの方法を採用したと聞いております。現在もやっているかは存じませんが。また、かつての名古屋大学寮では小さい生協食堂が寮の横にありました)。三条地区でしたら他の施設(留学生会館など)もあるのである程度需要はあると思います。何らかの代替施設を是非考えて頂きたいと思います。

(2)在寮資格について
 院生に対する寮の需要が増していることは大学も認識しておられるようですが、大学は入寮資格を聴講生や研究生に拡張したり、配偶者入寮や家族入寮を認められることは考えておられるのでしょうか?これからは一旦社会に出てから大学に入学される方も増えると思いますので、開かれた大学という観点からも、修学の機会均等という点でも検討して頂きたいと思います。(1)同様他大学の話で恐縮ですが、京都大学の寮を訪問したことがあるのですが、同大学の学寮では研究生・聴講生・医療技術短大生も入寮資格があり、また家族入寮や介護を要する方の為の介護者入寮も認められているようでした。

(3)多人数部屋について
 大学は四条件との関係で全室個室を考えておられるようですが、全室多人数部屋は実現困難でまた実情にそぐわないにしても、一部分多人数部屋を設置される必要性は認められないのでしょうか。寮生の交流という点からも、また(2)との関係で、家族入寮等を認められるのであれば多人数部屋は幾つかは必要であると考えます。昭和50年代に建て替えられた本学の明善寮・松風寮でも一部は多人数部屋が存在しますので(建て替え当時の記録を見ると、一割程度なら可能だったようです)、全く実現可能性がないわけではないと考えます。できれば多人数部屋を個室として利用することもできるようなシステム(取り外し可能な仕切り壁をつける等)が理想的とも思いますが。

(4)収納スペースについて
 私が知っている限り、本学の寮の個室のうち、明善寮・松風寮の居室には作りつけの天袋がありますが、霽風寮・以文寮(個室)にはクローゼットのみが置かれています。昔の学生と異なり、今の学生は私物が多く特に卒研生や院生は論文を書く為に多量の書籍やパソコン等が必要となるので、限られた空間を有効に活用できるような収納スペース(ロフトなど)を考えて頂きたいと思います。

(5)インターネット端末についてインターネットは調査・研究や就職活動で不可欠な時代です。多人数で利用すれば安価で利用できると思うのですが、インターネット端末などを居室につけることは考えておられるのでしょうか。

回答日時:2003/08/04 23:27

回答

学生生活協議会 より  
 新学生寄宿舎については 学生協だよりNo.20, 24 でお知らせしているところですが、その詳細については現在検討中です。この投書にある意見も参考にしながら検討を進めていきます。

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