寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2002/09/21 14:12

法学部専門科目の時間割について(特に前年度不開講科目について)

法学部教授会並びに教務委員会御中
 先日今年度後期の法学部専門科目時間割(修正版)が発表されましたが、今年度後期開講(週二回4単位)の刑事訴訟法(三年次配当)の時間割が社会保障法や憲法演習II(いずれも前期より継続の通年科目)の開講時間と重複しておりました。後者二つの科目はたしか3,4年次配当であり、三年生が多数履修しているようであります。
 刑事訴訟法に関しては、重要な手続法であり、これを履修しなければ刑事法関係の発展科目(刑事政策や少年法など)の履修において理解が困難となるものであり、また法学部が公表しておられる「法科大学院に進学を希望するものが学部において履修すべき科目一覧」でも重要な基礎科目となっているものです。
 また、刑事訴訟法は前任の担当教官が2001年度春に転出されて以来、今年の前期まで全く開講されておらず、従って現在の三年生以下の学生には履修の機会が無かったものであります。私の周囲にも前期よりの通年科目と重なり、履修を希望していたにも関わらずこのままでは履修できない者が多数おられるようですので、もう少し皆さん(特に現在三年生の方)が履修しやすいような時間に変更していただくか、2000年度後期に開講された物権法のように複数のクラスを設置して頂くわけにはいかないものでしょうか?
 時間割に関しては法学部の事務や教官のご都合等もおありとは思いますが、重要な科目だと思いますのでどうかご検討をお願いいたします。
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                           2002年9月21日(土)14:26
● 先ほどの投書の訂正
すいません、時間割の件について誤記がありました。
「社会保障法」→「金曜日午後開講の三年次配当の演習科目(前期より通年のもの)」でした。
社会保障法は火曜日2時限でした。申し訳ありません。訂正お願い致します。

回答日時:2002/10/21 10:08

回答

法学部教務掛 より  
 次の4つの理由から,ご要望には添えないことをご理解下さい。
 (1)現在では,授業科目が多くなっており,講義同士のバッティング・全学科目とのバッティングの調整は行っているが,講義と演習とのバッティングに関する調整は,事実上不可能であって行っていない。
 (2)特に,刑事訴訟法は,大教室(法1または法2)を利用することが不可避であり,大教室が利用可能な空き時間は限定されている。
 (3)刑事訴訟法は,来年も開講されるので,4年次での履修が一応は可能である。
 (4)2000年度後期に開講された物権法は,受講者数が650名を超え,教室に入りきらなかったために分割したのであり,今回とは事案を異にする。

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