寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2002/02/17 00:56

喫煙について

私はたばこを吸わないのですが,この学校(少なくとも電気系の建物)には至るところに喫煙所があり,非常に迷惑しています.喫煙所といっても,灰皿と椅子が置いてあるだけで,換気扇もない密閉された空間です.しかも,その場所は廊下など,避けては通れないところばかりです.トイレにまで灰皿が設置してあるのをみつけたときには,非常にがっかりしました.どうにかなりませんか?
たばこを吸う人は「たばこを吸う権利」を主張されるかもしれませんが,当然,「たばこを吸わない権利」もあると思います.たばこを吸う人が病気になって死んでいくのは勝手ですが,たばこを吸わない人を巻き込むことはないでしょう.

回答日時:2002/03/11 20:07

回答

工学部教務課 より  
 1.上記の「声」に対し、工学研究科電気・情報系専攻主任から、次のことについて検討するとの回答が寄せられました。

 ・廊下、階段、トイレの灰皿をすべて撤去する。
 ・喫煙コーナーを設置する。

 2.建物・環境ということもあり、人間・環境系(建築学科)から、次のような意見をいただきました。
 人間・環境系建築学科の場合、かつて研究室の扉に「禁煙(他人に迷惑をかけないこと)」の貼紙がされていた時代とくらべれば、とくに話し合って決めたわけではないのですが、最近は研究室内や廊下など公共の場所での喫煙は見かけなくなったという印象があります。研究棟でも教室棟でも外気に触れるベランダでの喫煙がなんとなく定着してきたからかも知れません(そうした場所にだけ灰皿が置かれています)。ただ、吸い殻の始末が悪いために風の強い日には吹き溜まって迷惑になっているとか、ときにトイレ内にたばこの灰が散らばっているなど、まだまだ公共心に欠ける例が見られるのも事実です。これらは、ご指摘の「たばこを吸わない権利」を主張する人々がいることに気がつかず、「たばこを吸う権利」だけを当然のように主張している結果でしょう(実は権利とも思っていなくて、誰もが普通にと思っているのかも知れません)。本当は不文律のルールとして「公共の場所での喫煙はいけない」が浸透していくことが理想なのですが、このように気がつかない人がいる限り、ルールを明文化することも必要かも知れません。できれば、その前にたばこを吸う人は、たばこに悩まされている人がいることに気付いて欲しいのですが。

 3.指摘のあったことは、単に電気系の建物だけの問題ではないということもあり、工学部の各系にも連絡したところ、他の系の教官から、「喫煙に関する心得とマナーが身についていない現状がある。大学文化とマナーを確立するように対応したいものだ。」といった意見もよせられていることを付け加えます。

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