寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2001/10/02 17:13

寮について

学生協だよりを読んで有朋寮が廃寮になると知りました。私は寮は絶対必要だと思います。寮は家計が苦しく授業料も払うのが困難でアパートではとても暮らせない、だけれども大学に通いたいという人が入るものだと思います。聞いた話によると、有朋寮を廃寮にする際に、有朋寮に代わる新しい寮は建てられず、今住んでいる寮生は他の寮かアパートに移されるということです。しかし、他の寮も老朽化は進んでいますし、あいているへやもあまりないと聞きます。そのような状況では、有朋寮の人は大学には通えなくなると思います。また、女子寮も一つしかなく、多くの女性が寮に入れないと聞きます。ぜひとも新しい寮をすぐに建てるか他の寮を改装するかしてください。

回答日時:2001/11/06 14:18

回答

学生生活協議会広報委員会 より  
 まず理解していただきたいことは、今直ちに退寮することを申し入れているわけではないということです。地震による倒壊や火災による焼失の危険性は高くなりますが、最大限、平成15年3月までは在寮可能です。また、文部科学省は、学寮を廃止することなど考えておりません。むしろ、老朽化対策として計画的に整備を行っています。
 さて、有朋寮の件では、一部に経済的に苦しい寮生がいることは承知しています。しかし、有朋寮が老朽化して地震による倒壊や火災による焼失の危険性が高いことも事実なのです。そのため、これらの危険を回避するため使用停止の措置がとられたものです。現在、他寮への入寮を希望する寮生のため、他寮と連絡を取りながら空室の手配と調整を行っています。またその一方で、本学並びに生協で把握しているアパートリストを既に寮生に紹介しております。なお、低廉なアパートの調査を引き続き行っているところです。それ以外にも、寮生が利用できる宿泊施設を調達できないか各方面に調査を試みましたが、現在のところ活用できる可能性は低いようです。
 また女子寮の件については、全学の女子学生の割合に比べて、学生寮における女子学生の収容定員の割合が少ないことも確かです。大学は、この件は解決しなければならない問題として認識しており、有朋寮や昭和舎に代わる新寮では男子学生の他に女子学生の利用について具体的な検討を行っています。また女子学生だけではなく、最近増加してきた大学院生や留学生も含め、東北大学の学生が安心して住める住環境を整備しなければならないと考え、現在その計画や手続きを進めています。

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