全学教育規定では公欠を認めないとありますが、これはなぜなのでしょうか。我々医学部は8月に東医体という東日本のスポーツ大会がありますが、全学教育の為にそれに1・2年生が参加できないとなると非常に困ります。専門教育では認められる公欠が全学教育で認められない理由を具体的にご回答求めます。
【教務課 全学教育実施係より】
ご質問ありがとうございます。
ご認識のとおり全学教育科目においては、公欠の取り扱いはありません。
大学の場合、いわゆる「出席点」は、正確には「授業参加度」の評価を意味します。出席の有無自体を評価するものではないため、全学教育科目では「公欠」の取り扱いは設けておりません。
課外活動を含め、学生時代にしかできない様々な活動に参加して人間的に成長することは大事なことですが、まずは授業履修を優先したうえで、安易に授業を欠席することのないようお願いします。
授業内容や目的には多様性があり、科目の特性に合わせて成績評価を行っていますので、やむを得ず欠席せざるを得ない場合には、早めに授業担当教員に相談し、別途学習の機会を設けるなどの配慮をお願いするのも一考です。
なお、病気、事故又は忌引きにより試験が受けられなかった場合には追試験制度を設けていること、長期入院や学校保健安全法に基づく出席停止の場合は、授業担当教員に個別の配慮依頼を行い、状況に応じて学生の不利益にならないよう配慮を依頼していることを申し添えます。