入学してからというもの、学期終わり近くに行われる授業評価アンケートや、なにかの授業時に主に学生が卒論で使うらしいアンケートに幾度となく回答してきました。しかしながら、今まで一度たりともそれらのまともなフィードバックが行われることはなかったと記憶しています。授業評価アンケートの結果は多くの学生が気になるところでもありますし、まして学生のアンケートには協力して”あげている”のですから、その結果を返すのはアンケートをとる者としての最低限の礼儀だと思います。ぜひとも大学内で行われるアンケートはその結果を知らせることもセットにしていただきたいです。
【教育・学生支援部 教務課より】
授業時のアンケートに関するご意見ありがとうございます。
ご指摘のとおり、調査によって得られた知見の共有は重要です。全学教育科目の授業評価アンケートは統計的分析データの公表を前提に実施しています。分析結果は実施結果報告書として、前期分は10月頃、後期分は4月頃に本学全学教育ホームページ上で公開しております。
http://www2.he.tohoku.ac.jp/zengaku/zengaku_eq.html
アンケート実施についての掲示には結果の取扱いを記載しておりましたが、学務情報システムからのお知らせには記載がありませんでしたので、今後は学務情報システムからのお知らせの際にも結果の取扱いを記載いたします。
卒論等の研究活動において、アンケートをはじめとする人を対象として行う調査については、研究倫理に関する各部局の内規に基づいて承認されたものしか実施できません。通例として、協力者に対して実施目的やデータの利用態様、プライバシーの保護、結果報告の仕方などを情報提供のうえ、同意を得てから実施することとなっています。アンケートの依頼があった際に、結果の公表方法など不明な点がありましたら、実施者に確認し、納得いただいたうえで協力いただくようお願いいたします。
【理学部・理学研究科 教務課 学部教務係より】
理学部・理学研究科が実施しているアンケートで定期的にフィードバックを行っているのは、「教育環境等に関するアンケート」及び「授業に関するアンケート（講義、演習、実験・実習）」です。これらのアンケートの全体結果は理学部・理学研究科評価分析室のホームページ（https://www.sci.tohoku.ac.jp/h-bunseki/html/student.html）にて学内限定で公開されております。（2020年度の結果は今後掲載予定です。）また、「教育環境等に関するアンケート」については、学生からの質問に対して、回答可能なものには学科長名での回答が掲載されております。
今後、これらの情報がホームページに掲載された際には、学務情報システム等で周知いたします。