寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2022/06/29 10:58

川渡フィールドセンターの水道水について

こんにちは、いつもお世話になっております。
私は農学研究科の川渡フィールドセンターの研究室に所属しているのですが、3月上旬より水道設備に異常が見られ、きれいな水が出ず研究活動に支障をきたしています。センターには主に管理棟と研究棟と二つの建物があるのですが、研究棟では未だに飲み水が出ません。管理棟では4月中旬に飲水の基準を満たしましたが、それでもなお茶色かったり白濁していたりすることが多く、これが本当に水道水なのかと疑うレベルです。
水道水があまりに汚れておりそれだけでとても不便なのですが、脱塩水設備もまともに機能できない状況で実験活動などに大きな支障が生じています。現在は、非常に非効率的ですが、かろうじて稼働している脱塩水装置をセンターの学生で共有して何とか持ちこたえています。その装置に問題が生じた場合、実験が全くできなくなって研究計画が崩壊します。
また、夏が近づいてきていることもあり、飲み水としての水道水の利用ができない問題も更に大きくなると思います。私の研究室では農場に出て調査を行うことが多く、熱中症にならないためにも飲み水が何リットルも必要なので、それを毎日家から持参しなければならない現状には正直耐えられません。また、自動販売機もセンター内に一台しかなく、売り切れも目立ってきました。
川渡フィールドセンターの事務室の方々も、問題解決のために何度も水道工事をしたりと熱心に取り組んでいただいておりますが、その上でのこの状況です。
私自身ただの学生なのであまり詳しいことは存じあげませんが、東北大学からはたらいまわしにされており、なかなか解決の目途が立っていないように感じられます。川渡フィールドセンターが仙台に比べて色々と不便であることは承知の上で研究室に所属しましたが、さすがに研究生活に不可欠である水道水が約4か月にもわたってまともに利用できず、未だに復旧の目途も立っていないというのはいかがなものなのかと思います。私たち川渡の学生も、仙台の学生と同じ試験を通過し同額の学費を払ってきたはずなのに、本当に同じ東北大学生としての扱いなのか非常に疑問に感じます。
このような修学が困難な状況が長期的に続いるのに、大学の方から脱塩水や飲み水を確保していただくことや給付金などの措置が何も無いというのも、東北大学の学生として認知されているのかと非常に不安です。
長くなってしまい申し訳ございませんが、喫緊の水道水の復旧や何らかの措置をしていただきたく投書させていただきました。大変お手数おかけいたしますが、学生の最低限の権利として解決されるべき問題だと思うので、取り急ぎご返答よろしくお願い致します。

回答日時:2022/09/26 10:21

回答

【川渡フィールドセンター総務係 より】
川渡フィールドセンター水道水の水質悪化に伴い、学生・教職員のみなさまの日常生活及び研究活動等に多大なご不便をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
3月2日に給水設備が故障・断水して以来、本部施設部へも相談しつつ復旧に向け修繕工事等を実施してまいりました。しかし、故障した設備の応急復旧により水は出るようになりましたが、水に濁りが生じる状況となったため、新たにフィルター等を設置しましたもののこれでも改善できず、給水設備全体の老朽化もあり、原因が特定できないまま安定した水質で水道水の提供ができない状況が続いております。
このため、現在、研究棟や管理棟、学生宿泊棟などの主要施設に、新たに大崎市水を直接引込む改善工事を進めています。
また、安定した水質の水道水の供給が出来ない期間は、飲用水はウォーターサーバの設置やペットボトルの配布により対応し、研究用水はフィルターハウジングを研究室に設置するなどして対応してまいります。
大崎市水の供給が開始するまでの期間について、ご不便をおかけすることとなりますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
(現時点(9/21)で大崎市水の供給開始は、部品の納入遅延により、10月末の予定が11月中旬頃に変更となる見込みです)

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