寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2015/07/17 02:07

三条地区のアクセスについて

私は以前UH三条に居住し、今もその近辺に住んでいる学生です。
三条地区にはUHが2つあるだけでなく、如春寮、応急寄宿舎、国際交流会館、職員宿舎など、東北大に通う多くの方々が居住されていることと思います。そのため、三条から川内、そして青葉山に向けてそれ相応の交通量が生じているように見受けられます。

そのうち、最短ルートは龍雲院脇の小道を抜けて澱橋方面へ向かう道で、自転車で通学する人の多くがここを通っているように見受けられます。しかしながら、この小道は龍雲院の厚意で設けられたもので、多くの自転車が行き交うように作られたようには見えません。また、見通しの悪い曲がり角が多く、自転車同士が接触する場面も何度か見かけており、とても危険に思われます。
次に多くの人が利用しているルートは、如春寮側の出口から出て、大願寺前の一方通行路から柏木地区に抜けるものだと思われます。しかしながらこの道も、北山方面から柏木方面への抜け道に使う一般車がとても多く、特に朝の通勤通学時間帯には狭い道にもかかわらず多くの車が走り抜けています(それもわざわざ抜け道を狙うような車なので、走行速度も制限速度を大幅に上回る車ばかりです)。ここも、車対自転車の接触の危険性がとても高く感じられます。
他にも、キャンパスバスの通るルートもあるとは思いますが、起伏が大きい上に、車幅が狭いのにバスが行き交うので歩行者や自転車には通りづらい道です。

以上のように、三条から川内方面へ向かう道は不便かつ危険にもかかわらず、なぜグラウンドをつぶして応急寄宿舎やUH三条Ⅱを増築するなど、三条地区の開発を進めてしまったのかとても疑問に思います。また、開発をするのであればなぜ所有地だけでなく、それらを結ぶルートについても改善しなかったのでしょうか。大学側から仙台市へ働きかけることはできないのでしょうか。

その上でいくつか要望点を挙げたいと思います。

一つ目は、龍雲院付近の見通しの悪い曲がり角(特に小道を抜けたT字路)にカーブミラーを設置することを望みます。私道や私有地への設置には困難も伴うとは思いますが、アクセスの悪い三条地区を開発したからには、そこに至る道の危険性も排除してほしいです。

二つ目は、留学生の方々への道路交通法の周知徹底を図っていただきたいです。キャンパスバスを利用しない留学生の多くは自転車を利用しているようですが、イヤホン装着、無灯火、右側通行など、最近改正されたばかりの道路交通法を守っていない様子が多々見受けられます。特に、八幡小学校前付近では、赤信号や渋滞する車を回避するために道路を無秩序に横切ったり逆走したりする人が多く、通学中の小学生をも危険にさらしています(もっとも、日本人学生もマナーを守っていない場合もありますが)。

三つ目は、キャンパスバスの更なる充実を図っていただきたいです。過去の要望から見てマイクロバス2台で捌いているためにこれ以上の増便が難しいのは承知の上ですが、むしろマイクロバスではなく市バスのチャーター便を増やしていただきたいと思います。マイクロバスでは、補助席も使って定員いっぱいに乗車すると先に乗り込んだ人が下りるにはかなりの苦労が伴い、終点まで行かず川内で降りるような学生には乗りづらく感じられます。地下鉄開業と同時に川内~北山・北仙台間の市バス路線が設定されるようなので、その時にはある程度改善されるだろうとは期待していますが、同じ区間を無料で移動できるキャンパスバスを利用できるに越したことはありません。また、市バスのレイニーバスのように雨天時の増便があると、学生からの需要にもさらに応えられるはずだと思います。

快適で安全な通学のために、どうかよろしくお願いいたします。長文失礼いたしました。

回答日時:2015/07/31 13:05

回答

三条地区から大学へのアクセスについて、ご要望いただきました3点について回答いたします。

(資産管理課より)
【カーブミラーの設置について】
 三条地区の市道については大学から仙台市に要望し、カーブミラーが設置されてきています。今後は、平成27年8月上旬頃、東北大学三条宿舎2号棟前の曲がり角に設置される予定です。
 ご要望にありました「龍雲寺付近の見通しの悪い曲がり角(特に小道を抜けたT字路)」は私道のようですので、カーブミラーを設置することは難しい状況でありますことをご理解くださるようお願いいたします。

(留学生課より)
【道路交通法の周知徹底について】
 留学生への交通マナーについては、例年4月及び10月の新入学生オリエンテーションにおいて宮城県仙台北警察署にお越しいただきご指導いただいております。
 また、先日の道路交通法の改正に伴う通知も各部局事務を通じ周知しております。
 今後は留学生の通学時間帯に合わせて宮城県仙台北警察署と連携した交通指導を行い、交通マナーの周知徹底を行い改善していきます。どうぞよろしくお願いします。

(資産管理課より)
【キャンパスバスの充実について】
 キャンパスバスに関する意見をいただきありがとうございます。
 市営バスのチャーター便につきましては、三条地区の学生寄宿舎等の整備による入居定員の増加を勘案しながらチャーター便の増便を行い、現在、朝4便、夕方2便の運行を行ってまいりました。
 限られた予算の中でチャーター便の運行をしていることもあり、現状では、これ以上の増便を行うことは難しい状況でありますことをご理解くださるようお願いいたします。

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