寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2023/04/17 20:13

喫煙スペース設置拒否の回答に対する疑問

喫煙スペース設置についてのいくつかの意見とそれに対する回答を拝見しました。
喫煙スペース設置拒否の根拠として①受動喫煙防止、②習慣的喫煙者の禁煙試行を妨げる因子の排除、の2点で散々拒否しておられますが、これらについて、喫煙スペースを設置しないことでどれほどの成果が出ているのか、具体的に、できれば信用に足るデータを用いて説明していただきたいです。

①について、川内北と南の境の道路や南のロータリー付近で喫煙されてる方が多く見られ(青葉山や片平、星稜の事情は存じ上げておりません)、現時点で受動喫煙の防止に貢献してないように一見すると思われるのですが、実際はいかがなのでしょうか。

②について、実際にどれほどの方が大学に対して禁煙試行の協力を要請しており、また実際にどれほどその試行に貢献出来ているのでしょうか。

非喫煙者としましても、目につく場所でコソコソ吸われるよりはどこか遠く離れたところに管理隔離していただいた方が穏やかに過ごせます。
対面活動が正常に行われるようになりキャンパスに人が増える中で、再度この問題について真摯に取り組んでいただきたいです。

誠意ある回答をお待ちしております。

回答日時:2023/05/30 15:42

回答

【人事労務課安全衛生管理係より】
本学では、平成22年10月1日に総長が「東北大学キャンパス内全面禁煙」を宣言し、平成23年10月1日からキャンパス内を全面禁煙としました。
全面禁煙は、受動喫煙による健康被害の防止と喫煙者の健康を守る観点から、東北大学環境・安全委員会の決定に基づくものです。
本学の学生、教職員、本学に関わる方、地域住民の方にこの趣旨をご理解いただきながら、キャンパス周辺も含めて禁煙推進を組織的に取り組んできました。
現在に至るまで、たくさんのご要望、ご意見を頂戴しておりますが、総長の宣言にもあるとおりキャンパス内は完全に禁煙とし、当初から喫煙所は設けないこととしておりました。併せて、喫煙者に関する罰則等のルールを講じることや、喫煙率等の統計もありませんが、禁煙推進の理解は深まってきているものと推察され、以前に比べ喫煙者は減少傾向にあると思われます。
一方で、ポスター掲示や巡視など実施しておりますが、いまだキャンパス内とその周辺での喫煙がみられることも事実であり、大学では喫煙はできないという認識を深めてもらうほかありません。
継続して、学内への文書による禁煙教育や喫煙者への禁煙支援を含めた内容の禁煙の呼びかけ、加えて、喫煙情報のあった場所の確認を行い各部局と連携を図りながら、定期的な巡回をより一層実施するとともに、今後も禁煙推進に取り組んでいきたいと考えます。

[ 戻る ]