寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2020/05/20 21:46

AIE卓越大学院の経済支援に関して

AIE卓越大学院の教育内容や経済支援に魅力を感じ、試験を得て学部4年の終わりにプログラム生に採用されました。
経済支援が頂けるということでそれまでのバイトを辞めて研究に集中する環境を整えていたのですが、新年度がはじまった4月の説明会で突然、M1の前期は仮配属のため支給金は無いと初めて言われました。いきなりの事で呆気にとられてしまい、尚且つ今後の生活が急に不安になったため、当時は何も声を上げることができませんでした。M1の前期は両親に無理をお願いして生活費等を支援して貰いましたが、この時点でAIEに対しては完全に信用を失いました。

ここで問題に上げたいのは「M1の仮配属期間中における経済支援の説明がされていない」ことです。

M1前期が仮配属であるという事は、2019年12月17日電子情報システム・応物系101大講義室で行われた説明会に参加した際、大町教授の募集スケジュールに関する説明(https://www.youtube.com/watch?v=3XajkvJ-VHo&t)で聞かされていましたが、仮配属中の経済支援に関しては何ら明言しておらず、支給するとも、支給しないとも一言も言っていません。尚且つこの時はスライドが無く口頭のみでの説明でした。金子教授のプログラム概要説明(https://www.youtube.com/watch?v=94ufscveosg)においてはそもそも仮配属について全く言及していません。

さらに募集要項やAIEのHP等においても仮配属について全く記載されておらず、経済的サポートに関して「本プログラムに選抜された優秀な大学院生への経済的サポートを行う。支給金額は別途決定する。」と書いているだけです。特に明らかに不正確なのが説明会のチラシで、「03 AIEのメリット」の項目で経済的支援として「修士課程5~15万円/月」と記載されていることです。募集要項などに仮配属や仮配属中の経済支援についての記載が全く無い状態でチラシにそのような文言があれば、修士課程の全期間で経済支援が受けれると考えるのは当然で、支給金額に幅があるのも仮配属であるためとも捉えられます。

事前に全く説明が無く、新年度が始まった後に経済支援が無いと言われたので、私たちにとっては騙されたと思うしかありません。

そこで要望したいのが、
①M1の前期は仮配属であるとHPや募集要項等に明記すること
②仮配属期間中は経済支援が無いという事が明確に分かるようにそれらに記載すること
③この投書に関する回答をAIEのHPに記載すること
です。

ご検討のほど宜しくお願い致します。

回答日時:

回答

※新型コロナウイルス対応により、投書に対する回答が遅くなってしまったことをお詫びいたします。

【人口知能エレクトロニクス教育研究センターより】

「学生の声」にご意見を頂き、ありがとうございます。人工知能エレクトロニクス卓越大学院プログラム事務局から回答いたします。

令和2年度のプログラム生募集要項や昨年12月に開催した募集説明会において、人工知能エレクトロニクス卓越大学院における博士人材育成の方針と学際融合教育と企業との連携による俯瞰力と実践力の育成について説明しました。その中で様々な教育、修学の機会提供の他に学生にとっては経済的支援のメリットがあることを説明しましたが、M1の前期は仮配属期間であり、経済的支援は本配属となる後期からになることを説明していませんでした。この点に関して応募した学生の皆さんに誤解を与えたことは、反省すべきものと真摯にとらえています。
今後は、学生の皆さんに誤解を与えないように募集要項や募集説明会において、M1の前期は仮配属期間であることと、経済的支援は本配属となる後期からになることを明記することにします。

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