過去に明善寮を使用していた者です。明善寮は三年ほど前にトイレや洗面所がリニューアルされました。しかし、新しく作られたトイレの半分は和式トイレでした。今の時代に和式トイレを新しく作るというのはあり得ないことだと思います。これだけが原因ではないでしょうが、最近明善寮に入寮する新入生が減っていると聞きます。経済的な理由で学生寮に入る学生が普通の生活を送れるように、寮の運営にかかわらないまでも、設備の面で大学側の配慮が必要だと思います。トイレに限らず、寮の設備を実際に視察し、寮生全員の意見を聞く機会を定期的に設けてほしいです。最低限の生活ができることではなく、普通の生活ができることが重要だと思います。
【学生生活専門委員会より】
明善寮についてご意見をいただき、ありがとうございます。
明善寮には、各階に２ヵ所トイレがあります。リニューアル前の明善寮では、１ヵ所につき和式トイレが２基ありましたが、リニューアルの際に当時の明善寮生からの要望で２基のうち１基を洋式トイレにしました。
「和式トイレを新しく作るというのはあり得ない」というご意見については、いろんな意見があると思いますので、今後検討したいと思います。
明善寮の入寮学生が減っていることについて、今年度の状況をお知らせすると、募集定員の人数に入寮を許可しましたが、その後キャンセルが相次ぎ、入寮学生が少なかったという経緯があり、トイレが原因ではないと認識しています。
学生生活専門委員会では毎年、各学寮に実際に行き施設全般を視察し、また、この視察とは別に、各学寮委員会から意見を聴く機会を設けております。その際、各学寮で困っていることや施設に関する要望などの聴き取りを行っています。
「最低限の生活ができることではなく、普通の生活ができることが重要」というご意見については、当委員会も同様に考えております。今後、寮生全員が快適に生活できるよう、寮生自らも寮の管理運営に協力いただき、清掃や整理整頓に務め、寮環境の改善に務めて下さい。