寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2022/11/19 12:52

感染対策(特に機械換気)の徹底

現在、学内外で新型コロナウイルスの感染者数が爆発的に増加しています。理学研究科安全衛生管理室( http://web.tohoku.ac.jp/sci-anzen/wp/ )によれば、新型コロナウイルスは空気感染するため、換気の徹底が重要であるとされています。
気温が低下するにつれて、窓の開放による換気は困難になってきますが、熱交換式の機械換気は、室内の暖房効果を損なわずに、1時間に5回の換気が可能です。
しかし、機械換気の周知が徹底されていないため、残念ながら、多くの講義室、食堂等の店舗で機械換気のスイッチが切られたまま講義・活動・営業が行われています。
私も気づいたときには機械換気のスイッチを入れるように努めていますが、1人ですべてのキャンパスのすべての教室のスイッチを入れることは到底困難です。
つきましては、以下の6点を要望します。
(1) 教職員・学生・院生への機械換気の周知徹底
(2) 講義室等が使用されている時間に必ず機械換気が行われるような設定
(例:毎朝8時に自動でオンになるような設定)
(3) 二酸化炭素濃度モニターを設置し、換気が不足すると大音量で警告音が流れるような設定
(4) 食堂等の店舗への換気の指導
(5) HEPAフィルター付き空気清浄機の導入
(6) PCR法による頻回検査の提供

新型コロナウイルス感染症は、感染症であるため、他の学部の名前も顔も知らない人からもまわりまわってうつることがあります。したがって、個人での対策には限界があり、全学を挙げて感染者数の減少に努めなければなりません。以上、よろしくお願いします。

※<換気が不十分な施設>
理学部大講義室(ロスナイ換気ができる機械換気が切られている場合が多い)
理学部合同C棟食堂(客席の機械換気が切られている)
川内の杜ダイニング(同上)
キッチンテラスクルール(同上)
川内全学教育棟 全教室(機械換気が切られている場合が多い)

回答日時:2022/12/28 08:52

回答

【教務課 全学教育実施係より】
講義棟の感染対策(機械換気)についてのご意見ありがとうございます。

ご指摘を受けまして、取り急ぎ関係各所への確認・調整を行い、川内北キャンパス講義棟の教室における機械換気(全熱交換器)を常時稼働させる設定としました。
教職員及び学生へもあらためて機械換気(全熱交換器)の利用及び窓の開放による換気について周知を行います。
 なお、要望(3)(5)の二酸化炭素濃度モニター設置、空気清浄機の導入については、川内北キャンパス講義棟は教室の数も多く全教室への設置となると経費を要すること、また、二酸化炭素濃度モニターを設置して警告音が流れるような設定については授業や試験への影響が考えられますので、全教室への設置は現時点では予定しておりませんことご理解願います。

【理学部施設管理係より】
ご意見ありがとうございます。
ご意見を受けまして、あらためて理学部・理学研究科の教職員・学生へ換気の徹底について周知を行いました。
講義室、食堂等における換気装置の常時稼働について適切に取り組んでまいります。

二酸化炭素濃度モニターを設置して警告音が流れるような設定については、授業や試験への影響が考えられますので、講義室への設置は現時点では予定しておりません。
また、空気清浄機については、講義室の大きさ、部屋数を踏まえますと整備にかかる費用が大きいため、導入は予定しておらず、空気の入れ替え、換気設備の運用により対応したいと考えております。
ご理解の程よろしくお願いいたします。

【学生支援課生活支援係】
川内の杜ダイニング、キッチンテラスクルールは利用者により頻繁に出入口の開閉が行われ、またはドアが開放されたままになっていることもあり、更に施設の空間も広いので換気がされているとは思いますが、客席の機械換気は切らないように注意いたします。

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