寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2012/10/07 15:46

図書館の学外者利用に関して

現在1号館工事中で2号館のみしか使えない状況で通常時以上に席に限りがあると思います。そんな中座席を占有している者に目立つのが大学受験の勉強をしている人、暖をとりに来ている(?)ような人です。一般市民向けの図書館には無く、周辺で東北大学にしか蔵書していないような出版物を目当てに来られる学外者は、利用されて結構なことだと思いますが、前者のような他施設で十分代替可能な者にまで開放するというのは、他大学の例を見てもありえないことではないでしょうか。東北大学の「開かれた大学」という理念は存じておりますが、それはあくまで後者のような方々を念頭におくべきものと思います。第一に学生、研究者が優先される環境であるべきと思うのですが、その点いかがお考えでしょうか。回答よろしくお願いします。

回答日時:2012/10/29 17:28

回答

附属図書館総務課より

 ご意見のとおり、学内者はその学習や研究に支障がないように優先されるべきであると考えております。そのため、学外者の方々には、試験期など混雑時の利用をご遠慮頂いておりますし、一部の電子ジャーナルやDB等の利用や、地下書庫の入庫もPCの利用もできません。館内ネットワークの利用も制限しております。
 今回ご指摘の2号館につきましては、毎日、その利用状況を把握しておりますので、入館者数の平均3割前後が学外者であることは承知しております。
 本学図書館の方針として、学内者・学外者に関わらず、利用に当たって、目的や蔵書使用の有無を問いませんし、自学自習や受験勉強目的であっても入館を認めています。他の国立大学図書館も学外者の扱いは同様です。
 その上で、現在220席程用意している2号館で、空いている座席がなく、学内の学生や研究者の学習や研究に支障がでているということであれば、再度利用実態を見て、座席の増等を考えますが、最大でも50%程度の利用率ですので、支障は出ていないと判断しております。
 1号館の改修工事中につき、ご利用の皆様には大変なご不便とご迷惑をお掛けしておりますが、今暫くご協力のほどよろしくお願いいたします。

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