【法学研究科・専門職大学院 大学院(修士・前期)】
片平キャンパスは、市民憩いの場として多くの市民の方が利用されています。中には犬の散歩コースとして利用される方も多い印象を受けます。
私は、幼少期から犬に近づくとアレルギー反応が出るため、犬を見ると意図的に避けるようにはしていますが、犬の散歩コースとして利用されている方のマナーが気になります。
まだ入学してから日が浅いですが、既に
・人が使うベンチに犬を土足で立たせる
・リード無しで犬を自由に散歩させる
・重要文化財である東北大学正門に小便をさせる
・長時間複数人で大きな声で談笑する
等を目撃しています。
犬を絶対に片平キャンパス敷地内に入れるなとまでは思いませんが、学生の中には犬が(体質的に)苦手な学生もいます。
東京工業大学などでは、犬の散歩コースを指定しているようです。もし散歩コースが指定されていれば、犬が苦手な者はそこを避けて移動すれば良いので助かります。
そこで、東北大学片平キャンパスにおいても、犬の散歩コースを指定し、犬が苦手な学生と愛犬家の棲み分けを図っていただけませんか。また、犬の散歩利用者に対しマナー向上の呼びかけ等の対応をしていただくことはできないでしょうか。
大学はあくまで学習・研究機関であり、犬の散歩を主目的として設置されているわけではないと思います。お忙しい中申し訳ありませんが、犬を体質的に受けつけることができない者の学習・研究環境確保のためにも一考をお願いします。
【資産管理課資産管理第二係より】
ご意見をいただきありがとうございます。
本学の各キャンパスは、「開かれたキャンパス」として学生・教職員だけでなく、市民にも日常的に公園のように使われるスペースとなっており、誰でも利用できる憩いの場として広く開放しております。
犬の散歩コースを指定するというご提案に関しましては、上記の考え方に反してキャンパス利用に制限をかけることになりますので、苦手な方がおられることに対しては大変心苦しく思うところですが、現状において特定のコースを指定することは困難であると判断いたします。
ですが、ご指摘いただいたマナー問題については、然るべき対応が必要と受け止めております。警備員へ共有のうえ、キャンパス内の環境保全や安全確保に影響を及ぼす行為を見かけた際には、注意喚起等を行ってまいります。
ご要望にお応え出来ず申し訳ございませんが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。