寄せられた意見・要望と回答

投稿日時:2016/09/28 23:15

出入り口付近における喫煙の禁止について

東北大学では喫煙被害・受動喫煙の防止のために、敷地内全面禁煙を講じていることは既に周知の事実であり、本学の誇るべき点であるものと理解しております。このような施策を講じてくださっていることには頭が下がるばかりです。

さて、先日国立がん研究センターが受動喫煙による肺がんリスクを「ほぼ確実」から「確実」に変更したことが報じられました(http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20160831.html)。これに関連し、先の東北大学における構内全面禁煙の趣旨を貫徹し、より実効性のある施策とするため、次のように要望します。

(1) 本学の敷地とそれを隔てる境界となっているフェンスや門の付近での喫煙を行う者(学内・学外問わず)に注意を喚起すること。
こうした箇所は多くの人が出入りし、或いは通過するところであり、このような箇所で喫煙されると、構内で全面禁煙とした効果が減じられることは明らかです。従って、このような箇所においては、掲示や警備員の巡回等により、注意を喚起し、受動喫煙を減じるべきと考えます。

回答日時:2016/10/19 09:08

回答

(環境・安全推進センターより)
 日頃よりキャンパス内全面禁煙推進に関する活動について、ご協力いただきありがとうございます。

 本学は、平成23年10月1日より、キャンパス内全面禁煙を実施しており、多くの職員及び学生の理解と協力を得られているものと思われますが、人通りの少ない所や人目のつかない場所での喫煙が依然として行われています。 

 禁煙を推進するため、ポスターの掲示や注意喚起の表示板の貼付、看板を設置するなどして取り組んでいるところではありますが、ご指摘をいただいた、人の行き交う箇所での喫煙については、十分に対応ができておりません。

 喫煙者は、ニコチン依存と心理的依存を生じる強固な習慣性から、禁煙が困難になります。本学では、専門的な支援で禁煙に取り組んでいただくため、産業医による禁煙相談のほか、保健管理センターでも禁煙のサポートを受けられる体制を整えています。禁煙相談については、折に触れお知らせしているとろではあり
ますが、今後も周知に努めていきたいと考えています。

 〇環境・安全推進センター 
 (要予約)hos-sangyoui@ grp.tohoku.ac.jp

 〇保健管理センター 
  禁煙外来
  (診療日)火曜日 13時~16時15分
  (要予約)TEL 795-7829

 キャンパス及び周辺での全面禁煙に取り組むに当たっては、地域社会の信頼を損なうことのないよう、全学に周知し、掲示や巡回等を含め対応して参ります。

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